タテのカギ
1 鬼子とは 親に似ない子 歯が生えて 生まれてきた子 鬼のような子 ※鬼子は、鬼っ子ともいう
2 気息奄々、青息吐息、半死半生、満身創痍
3 比丘とは、男性出家修行僧のこと。女性の場合は比丘尼という
4 「今回の不具合につきましては真摯に受け止め、不具合修正のためのプログラムを24時間以内にリリースするべく」の「真摯」の「摯」は、ゆきとどく、まこと、まじめという意味
5 黄泉国とは黄泉のこと
6 釘を使わずに細い木材を組み付ける技術を組子、またその部材そのものも、部材を組んだ状態も組子という。障子の桟でお馴染みの格子も、組子のひとつ
7 現し身とは、この世に生きている身のこと
8 気早にも 外で「うどん」と 注文し 入店するや 箸を手にする
9 でかい骨 咥えた馬鹿犬 下を見て 水面に映る 自分にワワワン
11 桟敷は、古代祭祀で神招ぎのために地面より高く作られた仮床が由来。平安時代には貴族の祭り見物のために仮設された見物席、さらに室町時代以降は祭りや猿楽などで組まれる上等な見物席を土間に対して「桟敷」と呼ぶようになった。今だと、大相撲本場所の椅子席(1人)が3800円なのに対し、4人分の桟敷席(マス席)の料金は3万8000円と、1人当たりの値段は倍以上。歌舞伎でも、公演によって値段は異なるが、たとえば桟敷席が1万8000円だとするとその次の1等A席が1万6000円で、1等B、2等A、2等Bと次第に安くなり、 3等B 席で3、4千円といったところ
15 何でもかんでも否定してくる人とは、コミュニケーションを遮断せざるを得ない
17 あの二人とコミュニケーションを遮断した。爾来、心身ともに頗る調子がいい
19 人の体の肉の付き具合を肉置きという
20 昭和のギャグ漫画の白眉『マカロニほうれん荘』
21 熊谷市 200万円の 物件あるが 夏の炎熱に 二の足を踏む
22 演劇の 前口上は プロローグ 納め口上は エピローグという
23 2014年、初競りのご祝儀相場とはいえ、石川県の高級葡萄「ルビーロマン」が1房55万円で競り落とされた。出荷数が少なく、出盛りの時期でも1房1万数千円はするみたいだ
25 泥濘。「ぬかるみ」ではないほうの読みを
27 里閭とは、村里のこと、また、村の入り口の門のこと
30 小狐座は、小狐が鵞鳥を咥えた形をしているらしいが、最も明るい星でも4.44等星と暗く、あまり目立たない
32 幇間は、別名たいこもち。酒席で客の機嫌をとったり芸を披露したりして場を盛り上げる、いってみれば男芸者
33 私は、人には惰眠を貪っているように見えるかもしれないが、細かいことを言うと、惰眠などを貪っているのだ
34 希望持ち 密かに努力し 失敗断念 これ繰り返す そんな一生
35 杳乎とは、はるかなさま、深く広いさま
37 「暈し」で画像検索すると着物の暈し染めの画像がヒットし、平仮名で検索するとアウトフォーカスを活かした写真素材がヒットする
39 船の舵を操作すると書いて操舵
41 花卉とは、観賞用に栽培される植物のこと。観賞する部分によって花物、葉物、実物と呼び分ける
42 「愚息です」 真顔でそう言う 母親を 「慈母です」と俺は 笑って紹介
ヨコのカギ
1 楢燃やし 燠火(熾火)になったら BBQ 杉の薪では こうはいかない
4 佇まい 所作も容姿も 美しく 気立てもいいが 借金まみれ
7 憂き身をば我だに厭ふいとへただそをだに同じ心と思はむ by藤原俊成/『新古今和歌集』
10 2年半 かけて物した ダジャレ本 いま二束三文? いや1冊1円
12 得意げに ふくらみかけた 茅花食む あれぇ~昔は 甘かったんだよ
13 1854年、日米和親条約締結のためにペリーが再来航したとき、外国への渡航を企てた吉田松陰は小舟を漕ぎ寄せてポーハタン号に乗り込んだが結局失敗し、獄につながれた
14 手動のシャワートイレを使い始めてから痔疾がだいぶよくなった。紙で粘膜をこする回数が減ったのが大きな理由のような気がする
15 柳葉魚(カペリンではなく本物の柳葉魚)は、実は、卵をもたないオスのほうが美味しいらしい
16 餌食、食い物、いいカモ、犠牲
18 嚔と聞いて頭に浮かぶものといったら……陽の光、目をつぶる、飛沫、鼻からご飯つぶ、紙縒り、コショウ
20 いにしえの 犬はまっぱで 「びょう」と鳴き 豪傑半裸で 「かんらからから」
21 山を削って作った道路脇の斜面の緑化のために植えられることの多い、黄色い花が目に鮮やかな金雀枝(金雀児)は、明治期にヨーロッパから日本に持ち込まれた外来種
22 間夫とは、遊女の恋人のこと。単に情夫や間男のことも間夫という
24 公営田は、狭義には、平安初期の823年に財政再建のために大宰府管内で試験的に実施された公営の農場をいう
26 厭離穢土の、一般的な読みのほう
28 「機を見るに 敏」と巷で 評判の あいつが円を ドルに換えてる
29 稲扱きの「扱き」は「扱く」の名詞形で、細長いものに付いている稲などを手や物の間に挟んで扱き落とすことをいう
31 犂耕とは、牛や馬あるいは機械動力で犂を引っ張って土地を耕す方法
32 日本で骨接ぎ(骨継ぎ)を行うことが認められた柔道整復師は国家資格であり、国が認定した学校で3年以上、解剖学や生理学などを学んで国家試験をパスしなければ得られない
33 惰容って、なまけてだらしのない姿って意味なんだよう
34 “羊の皮を被った狼”vs“狼が憑依した羊”の試合結果は、羊の皮を脱いだ“羊の皮を被った狼”の 反則負け
36 世界最大の花、ラフレシアの蕾は、大きいものだとキャベツくらいになる
38 自訴とは、自分から訴えを起こすこと、また、自首すること
40 葱花とも 葱坊主とも 言う葱の花 天ぷらにして 食べると旨い
41 営業も金勘定もできる芸術家は、並の才能でも食っていける
43 毛根に 負担をかける そのおしゃれ 将来に禍根 残したりして
44 兆し(萌し)という言葉から多くの人は花の芽吹きを連想するだろうなと思ってgoogleで画像検索してみたら、「兆し」の場合はAKBの画像が大量にヒット。それならと「萌し」で検索したら王様堂本店の昔かきもち「萌し」がヒットした
45 滂沱の涙を流しながら「どぼじでどぼじで」とつぶやく風大左衛門
1 鬼子/おにごとは 親に似ない子 歯が生えて 生まれてきた子 鬼のような子 ※鬼子は、鬼っ子(おにっこ)ともいう
2 気息奄々/きそくえんえん、青息吐息(あおいきといき)、半死半生、満身創痍(まんしんそうい)
3 比丘/びくとは、男性出家修行僧のこと。女性の場合は比丘尼(びくに)という
4 「今回の不具合につきましては真摯/しんしに受け止め、不具合修正のためのプログラムを24時間以内にリリースするべく」の「真摯」の「摯」は、ゆきとどく、まこと、まじめという意味
5 黄泉国/よもつくにとは黄泉(よみ)のこと
6 釘を使わずに細い木材を組み付ける技術を組子(くみこ)、またその部材そのものも、部材を組んだ状態も組子という。障子の桟/さんでお馴染みの格子(こうし)も、組子のひとつ
7 現し身/うつしみとは、この世に生きている身のこと
8 気早/きばやにも 外で「うどん」と 注文し 入店するや 箸を手にする
9 でかい骨 咥(くわ)えた馬鹿犬 下を見て 水面/みなもに映る 自分にワワワン
11 桟敷/さじきは、古代祭祀(さいし)で神招(かみお)ぎのために地面より高く作られた仮床(さずき)が由来。平安時代には貴族の祭り見物のために仮設された見物席、さらに室町時代以降は祭りや猿楽などで組まれる上等な見物席を土間に対して「桟敷」と呼ぶようになった。今だと、大相撲本場所の椅子席(1人)が3800円なのに対し、4人分の桟敷席(マス席)の料金は3万8000円と、1人当たりの値段は倍以上。歌舞伎でも、公演によって値段は異なるが、たとえば桟敷席が1万8000円だとするとその次の1等A席が1万6000円で、1等B、2等A、2等Bと次第に安くなり、 3等B 席で3、4千円といったところ
15 何でもかんでも否定してくる人とは、コミュニケーションを遮断/しゃだんせざるを得ない
17 あの二人とコミュニケーションを遮断した。爾来/じらい、心身ともに頗(すこぶ)る調子がいい
19 人の体の肉の付き具合を肉置き/ししおきという
20 昭和のギャグ漫画の白眉/はくび『マカロニほうれん荘』
21 熊谷市 200万円の 物件あるが 夏の炎熱/えんねつに 二の足を踏む
22 演劇の 前口上/まえこうじょうは プロローグ 納(おさ)め口上は エピローグという
23 2014年、初競りのご祝儀相場とはいえ、石川県の高級葡萄/ぶどう「ルビーロマン」が1房55万円で競り落とされた。出荷数が少なく、出盛りの時期でも1房1万数千円はするみたいだ
25 泥濘/でいねい。「ぬかるみ」ではないほうの読みを
27 里閭/りりょとは、村里のこと、また、村の入り口の門のこと
30 小狐座/こぎつねざは、小狐が鵞鳥(がちょう)を咥(くわ)えた形をしているらしいが、最も明るい星でも4.44等星と暗く、あまり目立たない
32 幇間/ほうかんは、別名たいこもち。酒席で客の機嫌をとったり芸を披露したりして場を盛り上げる、いってみれば男芸者
33 私は、人には惰眠/だみんを貪(むさぼ)っているように見えるかもしれないが、細かいことを言うと、惰眠などを貪っているのだ
34 希望持ち 密か/ひそかに努力し 失敗断念 これ繰り返す そんな一生
35 杳乎/ようことは、はるかなさま、深く広いさま
37 「暈し/ぼかし」で画像検索すると着物の暈し染めの画像がヒットし、平仮名で検索するとアウトフォーカスを活かした写真素材がヒットする
39 船の舵(かじ)を操作すると書いて操舵/そうだ
41 花卉/かきとは、観賞用に栽培される植物のこと。観賞する部分によって花物(はなもの)、葉物(はもの)、実物(みもの)と呼び分ける
42 「愚息(ぐそく)です」 真顔(まがお)でそう言う 母親を 「慈母/じぼです」と俺は 笑って紹介
1 楢(なら)燃やし 燠火(熾火)/おきびになったら BBQ 杉の薪(まき)では こうはいかない
4 佇(たたず)まい 所作/しょさも容姿も 美しく 気立てもいいが 借金まみれ
7 憂き身/うきみをば我だに厭ふいとへただそをだに同じ心と思はむ by藤原俊成/『新古今和歌集』
10 2年半 かけて物した ダジャレ本 いま二束三文/にそくさんもん? いや1冊1円
12 得意げに ふくらみかけた 茅花/つばな食(は)む あれぇ~昔は 甘かったんだよ
13 1854年、日米和親条約締結のためにペリーが再来航したとき、外国への渡航を企てた吉田松陰は小舟を漕ぎ寄せてポーハタン号に乗り込んだが結局失敗し、獄/ごくにつながれた
14 手動のシャワートイレを使い始めてから痔疾/じしつがだいぶよくなった。紙で粘膜をこする回数が減ったのが大きな理由のような気がする
15 柳葉魚/ししゃも(カペリンではなく本物の柳葉魚)は、実は、卵をもたないオスのほうが美味しいらしい
16 餌食/えじき、食い物、いいカモ、犠牲
18 嚔/くしゃみと聞いて頭に浮かぶものといったら……陽の光、目をつぶる、飛沫(ひまつ/しぶき)、鼻からご飯つぶ、紙縒り(こより/かみより)、コショウ
20 いにしえの 犬はまっぱで 「びょう」と鳴き 豪傑半裸/はんらで 「かんらからから」
21 山を削って作った道路脇の斜面の緑化のために植えられることの多い、黄色い花が目に鮮やかな金雀枝(金雀児)/えにしだは、明治期にヨーロッパから日本に持ち込まれた外来種
22 間夫/まぶとは、遊女の恋人のこと。単に情夫(じょうふ)や間男のことも間夫という
24 公営田/くえいでんは、狭義には、平安初期の823年に財政再建のために大宰府管内で試験的に実施された公営の農場をいう
26 厭離穢土/おんりえどの、一般的な読みのほう。旺文社の古語辞典では、厭離の「おんり」という読みは「『えんり』の誤読」としており、そうとう古い時代に誤読が定着してしまったと考えられる。多くの辞書は「おんりえど」と「えんりえど」の両方の読みを載せているが、『広辞苑』では「えんりえど」のみを採用している
28 「機を見るに 敏/びん」と巷(ちまた)で 評判の あいつが円を ドルに換えてる
29 稲扱き/いねこき(「いなこき」とも)の「扱き」は「扱く」の名詞形で、細長いものに付いている稲などを手や物の間に挟んで扱(しご)き落とすことをいう
31 犂耕/りこうとは、牛や馬あるいは機械動力で犂(すき)を引っ張って土地を耕す方法
32 日本で骨接ぎ(骨継ぎ)/ほねつぎを行うことが認められた柔道整復師は国家資格であり、国が認定した学校で3年以上、解剖学や生理学などを学んで国家試験をパスしなければ得られない
33 惰容/だようって、なまけてだらしのない姿って意味なんだよう
34 “羊の皮を被った狼”vs“狼が憑依/ひょういした羊”の試合結果は、羊の皮を脱いだ“羊の皮を被った狼”の 反則負け
36 世界最大の花、ラフレシアの蕾/つぼみは、大きいものだとキャベツくらいになる
38 自訴/じそとは、自分から訴えを起こすこと、また、自首すること
40 葱花/そうかとも 葱坊主(ねぎぼうず)とも 言う葱の花 天ぷらにして 食べると旨い
41 営業も金勘定/かねかんじょうもできる芸術家は、並の才能でも食っていける
43 毛根に 負担をかける そのおしゃれ 将来に禍根/かこん 残したりして
44 兆し(萌し)/きざしという言葉から多くの人は花の芽吹きを連想するだろうなと思ってgoogleで画像検索してみたら、「兆し」の場合はAKBの画像が大量にヒット。それならと「萌し」で検索したら王様堂本店の昔かきもち「萌し」がヒットした
45 滂沱/ぼうだの涙を流しながら「どぼじでどぼじで」とつぶやく風大左衛門