2015年8月7日金曜日

11×11難読漢字クロスワードパズル008

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41 42 43 44
45 46 47

タテのカギ

1 襁褓。「おしめ」じゃないほうの読み方で

2 落花生油は中華料理によく使われるが、値段も高いし、香りも強く、日本の一般家庭ではほとんど使われていない

3 ダンディ風 オールバックの お父さん でほこりを 首筋に集め

4 紅葉(黄葉)とは、紅葉(黄葉)した草木の葉、特に楓の葉を言う。紅葉(黄葉)することの意では用いない

5 家族なく 友だちのいる 境涯を 有り難く思い 小銭かぞえる

6 辞書によると、釉瓦は、色釉(いろぐすり/しきゆう)をかけて焼いた煉瓦。どんな煉瓦かとネットで検索したが、ヒットするのは釉をかけて焼き表面が緑色になった「緑釉瓦」という瓦(かわら)ばかり。宿題にします

7 危懼の意味は、危惧に同じ。惧は懼の俗字

8 漬物にすると美味しい赤蕪はアブラナ科の野菜。ボルシチでお馴染みのビーツ(テーブルビート)はアカザ科の野菜

9 三下三下奴の略で、博打でサイコロの目が三から下では勝ち目がないことから、仲間の中で下っ端の者のこと。三下と同じような意味で使われるのが三一(さんぴん)。これは三一侍の略で、江戸時代、主君から与えられる一年の俸禄が三両一分しかない身分の低い侍を卑しんで言ったのが由来

12 硫酸はとても重い液体で、濃度98%の濃硫酸の重さは水の1.8倍もある

15 炎症など 急性の痛みに 冷湿布 慢性だったら 温湿布

18 嬌艶という言葉からイメージするのは、着物を着て女を演じているときの梅沢富美男

20 闖入とは、突然、無断で入り込むこと

21 飽きやすいんじゃない、興味の対象が多岐にわたるんだ

23 何処其処の 誰某だとも 知れぬ人 其処彼処から 沸くそれがゾンビ

25 還付金 今年は0円 なぜならば 去年所得税 取られてないから

27 スーパーの そのまま食える 焼き餃子 タレの小袋 油でベトベト

28 仏前に供える小餅や果物などを盛る仏具を供笥という。ちなみに。月見団子を供える白木の台は、神事などでも使われる三方(三宝)

30 「九分九厘 失敗するよ」「そりゃあいい 九割一厘 うまくいくんだろ?」

32 陰陽道では、凶の方角を避けることを方忌みという。どうしてもその方角に行かなければならないときは、いったん別の方角に移動し滞在したのちに目的の場所に向かう。これが方違え

33 「託け」は、「託ける」の名詞形。参考(「託ける」の使用例):世の中の 常識などに 託けて 自分に都合の いいことを言う親

35 街中にある郵便ポストの中には郵袋がセットされており、時間がくると郵便物を郵袋ごと取集し、からの郵袋をセットします

38 ブータンには今でも夜這いの習慣があるらしい。ただし、事前に約束しておくんだとか。それって夜這いか?

40 「仕舞い(終い/了い)には 怒るでしかし」と 言いながら 眼鏡の真ん中 ちょと持ち上げる

42 貂(黄鼬)やミンクは、いかにも鼬の仲間らしくスラリとした体つきをしているが、ずんぐりした体の穴熊も実は鼬の仲間だし、海で生活する猟虎(海獺)も鼬の仲間

44 まだの 青い若造が 「の穴が 小さいですね」と 先輩に言う

ヨコのカギ

1 ことわざの 「月に叢雲 花に風」 良いことってのは 長続きせずの意

5 窺窬とは、隙を窺い狙うこと。「窬」は、くぐり戸の意

7 着物やハンカチなどにする麻布は、さらしの工程を繰り返して白くするが、暖簾に関しては、さらしていない生麻に屋号などを染めつけることが多い

10 「慎みを 忘れちゃいかん」と 仰るが そもそも覚えちゃ おりません

11 港のない海岸に兵隊を上陸させたり荷物を陸揚げさせることのできる軍艦、それが揚陸艦

13 季夏とは、夏の末、晩夏のこと。また、旧暦6月の異称(旧暦は4月、5月、6月が夏)。もし今、手紙の時候の挨拶で「季夏の候、ますますご健勝のことと~」と書くなら8月の末

14 正月に食べると邪気を払うと言われる地黄粥を作るのは簡単。普通に粥を作り、最後に生の地黄の根茎を小さく刻んで入れ、ちょっとむらしたら出来上がり。作るのは簡単だが、生の地黄はまず手に入らない

16 瑕疵の「瑕」を訓読みすると「きず」で、たとえば「玉に瑕」という慣用句がある。「疵」もやはり「きず」と訓読し、たとえば「疵を求む」(ことさらに他人の欠点や過失を探し求める)という表現がある。さらに、ことわざの「毛を吹いて疵を求む」には、前述の意味のほか、他人の欠点を暴こうとしてかえって自分の欠点を晒すという意味がある

17 石版画とは、石版を用いた版画のことで、リトグラフともいう。ただし今は、重い石版ではなくアルミ版が使われることが多い

19 おそらくは 倒れやすいから なんだろう 小さいソースに 内蓋あるのは

21 多くの人が「貸与」という言葉を初めて目にするのはアルバイト情報誌に載っている「制服貸与」だが、意味はわかるので、なんて読むのかは気にしない

22 尸位素餐とは、能力がないのに高い位にあって職責を果たさず、無駄に高い俸給を得ること、また、その人

24 無沙汰を詫びる挨拶をする、また、旧交を温めるという意味で使われる「久闊を叙する」の「久闊」は、久しく便りをしないこと。「叙する」の「叙」は「自叙伝」の「叙」で、述べるの意

26 蒟蒻が英語でdevil's tongueとも呼ばれるのは、その花が、悪魔の舌を連想させることから。もっとも、植えっぱなしにしておいた蒟蒻は4、5年に一度花を咲かせるが、栽培物は、植えてから3年ほど経ったら収穫するので、産地でも花を見かけることは少ない

29 たくさんの 女にもてる 艶福家 うらやましいのは 憎めないとこ

31 雪消(雪解)とは、雪が消えること、雪解け、また、雪解け水のこと

32 火浣布とは、古代中国で、火鼠の毛で織ったという伝説の燃えない布。日本では1764年、平賀源内が麻苧(あさお)と石綿で燃えない布を作り、火浣布と称した

34 人口減 結婚や出産の 知らせなく わしらの話題は 不祝儀ばかり

36 は、長崎では「はた」と言います

37 極光とは、オーロラのこと

39 「A子さんがB男さんに無しごとをメールで送ったところ、B男さんは勝手にありげな文だと思ったのか、言い寄ってきた。弁護士さんに相談に乗って欲しいのですが」……などと、おおごとになっていることを、このときB男は知るもなかった

41 訳言わず 「だめなものはだめ」の 一点張りに 大人を信頼 する気をなくす

43 子供の頃、竹馬に乗れるようになってすぐに思った。「で?」って

45 「馬鹿かこの」 などの言葉は 飲み込むが 眉間のシワで アピールをする

46 ♪駐車場に停めた俺のランクルないさ~♪そんなことくらいなんくるないね~♪……そこは「なんくるないさ~」ってを踏めよ!

47 「ワシがこれまでに見た100年にひとりの逸材は、ひとりだけだった」と、その百歳の老人は言った

正   解
タテの正解

1 襁褓/むつき。「おしめ」じゃないほうの読み方で

2 落花生油/らっかせいゆは中華料理によく使われるが、値段も高いし、香りも強く、日本の一般家庭ではほとんど使われていない

3 ダンディ風 オールバックの お父さん 櫛/くしでほこりを 首筋に集め

4 紅葉(黄葉)/もみじばとは、紅葉(黄葉)した草木の葉、特に楓の葉を言う。「紅葉」を「もみじ」と読むと、草木の葉が紅葉すること、また、紅葉した草木を意味するが、「もみじば」は、紅葉することの意では用いない

5 家族なく 友だちのいる 境涯/きょうがいを 有り難く思い 小銭かぞえる

6 辞書によると、釉瓦/ゆうがは、色釉(いろぐすり/しきゆう)をかけて焼いた煉瓦。どんな煉瓦かとネットで検索したが、ヒットするのは釉(うわぐすり)をかけて焼き表面が緑色になった「緑釉瓦(りょくゆうがわら)」という瓦(かわら)ばかり。宿題にします

7 危懼/きくの意味は、危惧(きぐ)に同じ。惧は懼の俗字。正字(せいじ)の懼も俗字の惧も「ぐ、く、おそ(れる)、おど(ろく)」という読みがある

8 漬物にすると美味しい赤蕪/あかかぶはアブラナ科の野菜。ボルシチでお馴染みのビーツ(テーブルビート)はアカザ科の野菜

9 三下/さんした三下奴(やっこ)の略で、博打でサイコロの目が三から下では勝ち目がないことから、仲間の中で下っ端の者のこと。三下と同じような意味で使われるのが三一(さんぴん)。これは三一侍の略で、江戸時代、主君から与えられる一年の俸禄(ほうろく)が三両一分しかない身分の低い侍を卑(いや)しんで言ったのが由来

12 硫酸/りゅうさんはとても重い液体で、濃度98%の濃硫酸(のうりゅうさん)の重さは水の1.8倍もある

15 炎症など 急性の痛みに 冷湿布(れいしっぷ) 慢性だったら 温湿布/おんしっぷ

18 嬌艶/きょうえんという言葉からイメージするのは、着物を着て女を演じているときの梅沢富美男

20 闖入/ちんにゅうとは、突然、無断で入り込むこと

21 飽きやすいんじゃない、興味の対象が多岐/たきにわたるんだ

23 何処其処(どこそこ)の 誰某(だれそれ/たれがし)だとも 知れぬ人 其処彼処/そこかしこから 沸くそれがゾンビ

25 還付金/かんぷきん 今年は0円 なぜならば 去年所得税 取られてないから

27 スーパーの そのまま食える 焼き餃子/やきぎょうざ タレの小袋 油でベトベト

28 仏前に供える小餅や果物などを盛る仏具を供笥/くげという。ちなみに。月見団子を供える白木の台は、神事などでも使われる三方(三宝:さんぽう)

30 「九分九厘/くぶくりん 失敗するよ」「そりゃあいい 九割一厘 うまくいくんだろ?」

32 陰陽道(おんようどう/おんみょうどう)では、凶の方角を避けることを方忌み/かたいみという。どうしてもその方角に行かなければならないときは、いったん別の方角に移動し滞在したのちに目的の場所に向かう。これが方違(かたたが)え

33 「託け/かこつけ」は、「託ける」の名詞形。参考(「託ける」の使用例):世の中の 常識などに 託けて 自分に都合の いいことを言う親

35 街中にある郵便ポストの中には郵袋/ゆうたいがセットされており、時間がくると郵便物を郵袋ごと取集し、からの郵袋をセットします

38 ブータンには今でも夜這い/よばいの習慣があるらしい。ただし、事前に約束しておくんだとか。それって夜這いか?

40 「仕舞い(終い/了い)/しまいには 怒るでしかし」と 言いながら 眼鏡の真ん中 ちょと持ち上げる

42 貂(黄鼬)/てんやミンクは、いかにも鼬(いたち)の仲間らしくスラリとした体つきをしているが、ずんぐりした体の穴熊も実は鼬の仲間だし、海で生活する猟虎(海獺:らっこ)も鼬の仲間

44 まだ穴/けつの 青い若造が 「の穴が 小さいですね」と 先輩に言う

ヨコの正解

1 ことわざの 「月に叢雲/むらくも 花に風」 良いことってのは 長続きせずの意

5 窺窬/きゆとは、隙(すき)を窺(うかが)い狙うこと。「窬」は、くぐり戸の意

7 着物やハンカチなどにする麻布(あさぬの)は、さらしの工程を繰り返して白くするが、暖簾(のれん)に関しては、さらしていない生麻/きあさに屋号などを染めつけることが多い

10 「慎み/つつしみを 忘れちゃいかん」と 仰(おっしゃ)るが そもそも覚えちゃ おりません

11 港のない海岸に兵隊を上陸させたり荷物を陸揚げさせることのできる軍艦、それが揚陸艦/ようりくかん

13 季夏/きかとは、夏の末、晩夏のこと。また、旧暦6月の異称(旧暦の夏は4月、5月、6月)。もし今、手紙の時候の挨拶で「季夏の候、ますますご健勝のことと~」と書くなら8月の末

14 正月に食べると邪気(じゃき)を払うと言われる地黄粥/じおうがゆを作るのは簡単。普通に粥を作り、最後に生の地黄の根茎を小さく刻んで入れ、ちょっとむらしたら出来上がり。作るのは簡単だが、生の地黄はまず手に入らない

16 瑕疵/かしの「瑕」を訓読みすると「きず」で、たとえば「玉に瑕」という慣用句がある。「疵」もやはり「きず」と訓読し、たとえば「疵を求む」(ことさらに他人の欠点や過失を探し求める)という表現がある。さらに、ことわざの「毛を吹いて疵を求む」には、前述の意味のほか、他人の欠点を暴こうとしてかえって自分の欠点をさらすという意味がある

17 石版画/せきばんがとは、石版を用いた版画のことで、リトグラフともいう。ただし今は、重い石版ではなくアルミ版が使われることが多い

19 おそらくは 倒れやすいから なんだろう 小さいソースに 内蓋/うちぶたあるのは

21 多くの人が「貸与/たいよ」という言葉を初めて目にするのはアルバイト情報誌に載っている「制服貸与」だが、意味はわかるので、なんて読むのかは気にしない

22 尸位素餐/しいそさんとは、能力がないのに高い位にあって職責を果たさず、無駄に高い俸給を得ること、また、その人

24 無沙汰(ぶさた)を詫(わ)びる挨拶をする、また、旧交を温めるという意味で使われる「久闊/きゅうかつを叙する」の「久闊」は、久しく便りをしないこと。「叙する」の「叙」は「自叙伝」の「叙」で、述べるの意

26 蒟蒻/こんにゃくが英語でdevil's tongueとも呼ばれるのは、その花が、悪魔の舌を連想させることから。もっとも、植えっぱなしにしておいた蒟蒻は4、5年に一度花を咲かせるが、栽培物は、植えてから3年ほど経ったら収穫するので、産地でも花を見かけることは少ない。なお、食品としての蒟蒻は、英語圏でもkonnyaku(konjac)で通じる

29 たくさんの 女にもてる 艶福家/えんぷくか うらやましいのは 憎めないとこ

31 雪消(雪解)/ゆきげとは、雪が消えること、雪解(ど)け、また、雪解け水のこと

32 火浣布/かかんぷとは、古代中国で、火鼠(ひねずみ)の毛で織ったという伝説の燃えない布。日本では1764年、平賀源内が麻苧(あさお)と石綿で燃えない布を作り、火浣布と称した

34 人口減 結婚や出産の 知らせなく わしらの話題は 不祝儀/ぶしゅうぎばかり

36 凧/たこは、長崎では「はた」と言います

37 極光/きょくこう(「きょっこう」とも)とは、オーロラのこと

39 「A子さんがB男さんに由/よし無しごとをメールで送ったところ、B男さんは勝手にありげな文だと思ったのか、言い寄ってきた。弁護士さんに相談に乗って欲しいのですが」……などと、おおごとになっていることを、このときB男は知るもなかった

41 訳言わず 「だめなものはだめ」の 一点張り/いってんばりに 大人を信頼 する気をなくす

43 子供の頃、竹馬/たけうまに乗れるようになってすぐに思った。「で?」って

45 「馬鹿かこの」 などの言葉は 飲み込むが 眉間/みけんのシワで アピールをする

46 ♪駐車場に停めた俺のランクルないさ~♪そんなことくらいなんくるないね~♪……そこは「なんくるないさ~」って韻/いんを踏めよ!

47 「ワシがこれまでに見た100年にひとりの逸材/いつざいは、ひとりだけだった」と、その百歳の老人は言った