2015年4月19日日曜日

難読漢字クロスワードパズル010

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10 11 12 13
14 15 16 17 18
19 20 21
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69 70 71 72
73 74 75

タテのカギ

1 杮落としの「杮」は、「木」偏に「亠」と「巾」の「柿」ではなく、「木」偏の右に「一」その下に「」その真ん中に「丨」の「杮」

2 草根木皮とは、漢方生薬(漢方薬の原料)のこと

3 紋切り型紋切り型とわかったうえで使う

4 晒し餡が漉し餡と同義でないことは確かだが、いろいろな説があって、よくわからない

5 彼が創作したという詩句を聞かせてもらったら、AKBのパクリだったので、二の句が継げなかった

6 サッカーは蹴球、ラグビーが闘球。で、ハンドボールの送球は、なんか他にないかね。ヤンキーっぽいけど翔球とか、ムササビに球と書いて鼫球とか

7 次の閏年も、夏季オリンピックの年

8 還暦祝いの酒宴を開いたら、出席者は皆無だった

9 稀代(希代)の軍師といえば黒田官兵衛。稀代のワルといえば?

12 足の指骨=足指骨=趾骨

15 フライパンの持つところは柄、刀の持つところは

18 このたび、吉田BK氏の還暦を慶賀して酒宴を催すこととなりました。つきましては参加費の5万円を下記の口座にお振り込みくださいますようお願い申し上げます

21 カンボジアから日本に伝来した南瓜は、もともとはアメリカ大陸の生まれ

23 すべては我流から始まったが、模倣を取り入れることでいろんな効率が飛躍的にアップした

25 柞(蚊母樹)は国産材の中で最も重く、硬い木のひとつ。木刀や櫛などに使われる

26 スカートを穿く陽子ではなく、正の電荷を持つほうの陽子

27 頭目、親玉、ボス、首領、巨魁

29 葦原に住み着くことが多いことからその名が付いた葦切(葦雀)。日本でおもに見かけるのは大葦切と小葦切

30 斡旋。ノーヒントで

32 アンパンの魅力が躍如として描かれた『アンパンマン』

35 雲霓とは、雲と虹。用例:大旱の雲霓を望むがごとし/大旱の雲霓雲霓之望

37 温麺。宮城県白石での温麺の読み方ではなく、辞書に載っている温麺の読み方を

38 幼魚が成魚ではないことは確かだが、ほかに明確な定義はないみたい

39 血気盛んな男を逸り雄という

41 畳を基準にして柱の位置を決める京間と違い、田舎間(関東間、江戸間ともいう)では柱と柱の間の寸法を基準にするので六畳間の畳と八畳間の畳とでは微妙に寸法が異なる

43 神通、通力、神通力はどれも同じ意味

46 凱歌とは、勝利を祝う歌、また、かちどきの意。凱歌をあげるとは、かちどきをあげる、また、 勝利を祝って歌う、はたまた、勝利を得ること

48 人絹とは、絹に似せた化学繊維のことで、ビスコース法で作った繊維の長いレーヨンを指す場合が多い

50 泥鰌掬いといえば、割り箸を突っ込んだ鼻が思い浮かびますが、割り箸ではなく一文銭の鼻当てを当てるのが本来のスタイルです

52 禅海和尚が鑿で岩を掘り始めて幾星霜、後に青の洞門と呼ばれるトンネルが完成したのは30年後のことであった

54 江戸時代、妻が離婚したくても夫が同意しない場合、妻が縁切寺に駆け込み足かけ3年経過すると離婚が成立した

55 つまらない 有象無象と くくってみたが いろんな人世 あるんだろうな

57 後顧の憂いをどうやってなくそうかと憂いに沈んでいるときに、憂いを帯びた表情の女を目にし、恋に落ちる

58 現実の世界で悟りを開いて人々を救いへと導いた釈迦は、実は永遠の昔から仏として人々を導いている、すなわち久遠仏であるとする考えを久遠実成という

60 11月の酉の日に行われる祭りが酉の市で、11月の最初の酉の日を一の酉、2番目の酉の日を二の酉、3番目を三の酉(ない年もある)という

62 「王手」「あ~~そっか、桂馬、持ってたか!」「お前、いっつもだな」

64 補遺とは、漏れたものを補い加えること。たとえば1冊の本の最後に新たに章を立てて加える補遺は英語でappendix、全集の最後に別冊子として加える補遺がsupplement

65 井の中の蛙と書いて井蛙

66 同じ漢字や同じ読みでさえなければけっこう自由に四股名を付けられるようで、宇瑠虎太郎なんて方もいます

71 普通のヱビスビールのラベルに描かれた鯛は、ヱビスさんが抱えている1匹のみ。数百本に1本しかなく、見つけると福がくるという“ラッキー・エビス(※)”のラベルは魚籠にも鯛が入った2匹バージョン ※瓶入りのヱビスビール限定

ヨコのカギ

1 第一審の判決に不服がある場合、第一審が簡易裁判所なら地方裁判所に、第一審が地方裁判所または家庭裁判所なら高等裁判所に控訴します

3 焚き火をする際は、残り時間を考えて薪をくべ、燃え止しを残さず完全に灰になるように燃やすと後片付けが楽

6 哨戒機は、潜航中の潜水艦を探知し攻撃する航空機で、対潜哨戒機ともいう。最近では、 不審船の発見とその後の対処なども重要な任務になっている

10 延々と続く迂遠な説明は聞き流し、記入例を見ながら申込書に必要事項を記入する

11 落首とは、政治や世相を匿名で批判したりおちょくったりした狂歌。平安時代から江戸時代に、人目につきやすい場所に立札を立てる形でリリース(披露?)された

13 「もしもの場合に女房や子供にが及んでは困りますからね、私は家族を持たないんです」と誠実そのものの表情でその詐欺グループのリーダーは語った

14 北の海で暮らす猟虎の体毛の密度は1㎠あたり10万~14万本

16 江戸時代まで木地師は、手引き轆轤で回した材料の木を轆轤鉋で削り、お椀を挽き出していた

17 「刑事さん、荒唐無稽な話に聞こえるかもしれないけど、事実なんですよ」「みんなそう言うの」

19 「あらいけない、待ち合わせの時間をもう30分間も過ぎてるじゃないの、彼ったらきっと御冠だわ」……昭和初期か!

20 “の超特急”と呼ばれた短距離ランナー吉岡隆徳が当時の世界タイ記録である100m10秒3をマークしたのは1935年のこと。ちなみに彼の身長は165cm

22 大蚊は、日本では蚊蜻蛉や蚊の姥、アシナガ、英語圏ではcrane fly、daddy longlegs(※)とも呼ばれる。ウェブスターの小説『Daddy-Long-Legs』を日本では『あしながおじさん』と訳しているが、英語圏の少年少女はこの小説のタイトルを『大蚊』と認識しているわけだ ※大蚊だけでなくザトウムシ、ユウレイグモも daddy longlegsと呼ばれる

24 神社仏閣を観光する大人が由緒書きで足を止める理由は、大人だから

28 食中りの原因となるサルモネラ菌や黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオなどが繁殖しても、食べ物の味もニオイも変わらない

31 家には茶臼があるので、毎日、挽きたての抹茶を飲んでいます(嘘です)

33 試筆。この字面からは文房具屋のボールペン売り場の紙っきれに書かれたℓℓℓℓを連想してしまうが、違います。書き初めのことです。ボールペンではなく毛筆でその年初めて文字を書くことです

34 釉薬。うわぐすりではないほうの読みで

36 歴史上、特に抜きんでた能書家である空海、嵯峨天皇、橘逸勢を三筆、小野道風、藤原佐理、藤原行成を三蹟と称する

39 もし覇気のある若者ばかりだったら、中高年はさっさとお払い箱になるだろう

40 「長年の積み重ねが実を結び、盛運におもむく」とか、一度もなしに人生終わるんだろうな

42 昵近とは。親しみ近しくすること。昵懇に同じ

44 有為とは、因縁によって生じたり消えたりする、この世のさまざまな現象。用例:有為の奥山

45 槍鉋は、木の台がない、槍の穂先の形をしたシンプルな鉋

47 神社に行って「下乗」の札があったら、そこから先は乗り物から降りてお入りください

49 筮竹など、易の占いで使う50本の細い棒を筮(蓍)という。現在は竹を用いたが主流だが、古くはキク科の やマメ科の蓍萩を用いていた

51 ナンパ目的などを除くと、男は男同士で会飲することを好む。あ、女もそうだ

53 討ち入りを決意した大石内蔵助は、残った家族に累が及ばぬよう、妻・りくに離縁状を送った

56 横隔膜を持ちあげて腹をへこませながら息を吸い、横隔膜を下げて腹をふくらませながら息を吐く呼吸法を逆腹式呼吸という

59 頸筋とは、前頸筋や後頸筋、広頸筋など首のまわりの筋肉のこと

61 小池栄子は頭の回転が速くて世間知にも長け、新幹線を思わせる美しい顔立ちをしているが、それらの能力を学校の成績を伸ばすためには使ってこなかった

63 帰納法とは、たとえば「このカラスは黒い」「そっちのカラスも黒い」「そしてあそこのカラスも、……あれ、あんまり黒くない」……帰納法、失敗!

65 営業トークは「誠心誠意」の花盛り

67 日本の公務員は能吏ぞろいです

68 酔夢とは、酔って見る夢、また比喩的に、自分に満足し安閑としている状態

69 上村愛子はが好き。磯野カツオはを痛がる

70 杣人とは、きこりのこと。もともとは、7世紀以後、大量に木材を必要とする都の周辺に、木を切り出すための山を設けた。この山を杣(杣山)といい、杣から木を伐り出す人を杣人と言った

72 農民が、自分の居住地ではない他の地域の田畑を耕作すること出作という

73 甘納豆。サービス問題

74 倶利伽羅とは、不動明王が右手に持つ剣(智剣)の化身である倶利迦羅竜王のこと。炎に包まれた竜が剣に巻きついた姿で描かれる。用例:倶利迦羅紋紋(パンチのある刺青)/鰻の倶利伽羅焼き(美味しい焼き物)

75 畏友とは、尊敬している友人のこと。飲み屋には、別の友人と行きます

正   解
タテの正解

1 杮落とし/こけらおとしの「杮」は、「木」偏に「亠」と「巾」の「柿」ではなく、「木」偏の右に「一」その下に「」その真ん中に「丨」の「杮」

2 草根木皮/そうこんぼくひ/そうこんもくひとは、漢方生薬(漢方薬の原料)のこと

3 紋切り型/もんきりがた紋切り型とわかったうえで使う

4 晒し餡/さらしあんが漉(こ)し餡と同義でないことは確かだが、いろいろな説があって、よくわからない

5 彼が創作したという詩句/しくを聞かせてもらったら、AKBのパクリだったので、二の句が継げなかった

6 サッカーは蹴球/しゅうきゅう、ラグビーが闘球。で、ハンドボールの送球は、なんか他にないかね。ヤンキーっぽいけど翔球とか、ムササビに球と書いて鼫(せき)球とか

7 次の閏年/うるうどしも、夏季オリンピックの年

8 還暦祝いの酒宴を開いたら、出席者は皆無/かいむだった

9 稀代(希代)きたい/きだいの軍師といえば黒田官兵衛。稀代のワルといえば?

12 足の指骨(しこつ)=足指骨(そくしこつ)=趾骨/しこつ

15 フライパンの持つところは柄(え)、刀の持つところは柄/つか

18 このたび、吉田BK氏の還暦を慶賀/けいがして酒宴を催すこととなりました。つきましては参加費の5万円を下記の口座にお振り込みくださいますようお願い申し上げます

21 カンボジアから日本に伝来した南瓜/かぼちゃは、もともとはアメリカ大陸の生まれ

23 すべては我流/がりゅうから始まったが、模倣を取り入れることでいろんな効率が飛躍的にアップした

25 柞(蚊母樹)/いすのきは国産材の中で最も重く、硬い木のひとつ。木刀や櫛などに使われる

26 スカートを穿く陽子ではなく、正の電荷を持つほうの陽子/ようし

27 頭目(とうもく)、親玉、ボス、首領、巨魁/きょかい

29 葦原(よしはら/あしはら)に住み着くことが多いことからその名が付いた葦切(葦雀)/よしきり。日本でおもに見かけるのは大葦切(おおよしきり)と小葦切(こよしきり)

30 斡旋/あっせん。ノーヒントで

32 アンパンの魅力が躍如/やくじょとして描かれた『アンパンマン』

35 雲霓/うんげいとは、雲と虹。用例:大旱(たいかん)の雲霓を望むがごとし/大旱の雲霓雲霓之望(うんげいののぞみ)

37 温麺/うんめん。宮城県白石での温麺(うーめん/ううめん)の読み方ではなく、辞書に載っている温麺の読み方を

38 幼魚/ようぎょが成魚ではないことは確かだが、ほかに明確な定義はないみたい

39 血気盛んな男を逸り雄/はやりおという

41 畳を基準にして柱の位置を決める京間と違い、田舎間/いなかま(関東間、江戸間ともいう)では柱と柱の間の寸法を基準にするので六畳間の畳と八畳間の畳とでは微妙に寸法が異なる

43 神通(じんずう/じんつう)、通力/つうりき、神通力はどれも同じ意味

46 凱歌/がいかとは、勝利を祝う歌、また、かちどきの意。凱歌をあげるとは、かちどきをあげる、また、 勝利を祝って歌う、はたまた、勝利を得ること

48 人絹/じんけんとは、絹に似せた化学繊維のことで、ビスコース法で作った繊維の長いレーヨンを指す場合が多い

50 泥鰌掬い/どじょうすくいといえば、割り箸を突っ込んだ鼻が思い浮かびますが、割り箸ではなく一文銭の鼻当てを当てるのが本来のスタイルです

52 禅海和尚が鑿(のみ)で岩を掘り始めて幾星霜/いくせいそう、後に青の洞門と呼ばれるトンネルが完成したのは30年後のことであった

54 江戸時代、妻が離婚したくても夫が同意しない場合、妻が縁切寺/えんきりでらに駆け込み足かけ3年経過すると離婚が成立した

55 つまらない 有象無象/うぞうむぞうと くくってみたが いろんな人世 あるんだろうな

57 後顧(こうこ)の憂い/うれいをどうやってなくそうかと憂いに沈んでいるときに、憂いを帯びた表情の女を目にし、恋に落ちる

58 現実の世界で悟りを開いて人々を救いへと導いた釈迦は、実は永遠の昔から仏として人々を導いている、すなわち久遠仏/くおんぶつであるとする考えを久遠実成(くおんじつじょう)という

60 11月の酉の日に行われる祭りが酉の市で、11月の最初の酉の日を一の酉/いちのとり、2番目の酉の日を二の酉、3番目を三の酉(ない年もある)という

62 「王手」「あ~~そっか、桂馬/けいま、持ってたか!」「お前、いっつもだな」

64 補遺/ほいとは、漏れたものを補い加えること。たとえば1冊の本の最後に新たに章を立てて加える補遺は英語でappendix、全集の最後に別冊子として加える補遺がsupplement

65 井の中の蛙(かわず)と書いて井蛙/せいあ

66 同じ漢字や同じ読みでさえなければけっこう自由に四股名/しこなを付けられるようで、宇瑠虎太郎(ウルトラタロウ:式秀部屋所属)なんて方もいます

71 普通のヱビスビールのラベルに描かれた鯛は、ヱビスさんが抱えている1匹のみ。数百本に1本しかなく、見つけると福がくるという“ラッキー・エビス(※)”のラベルは魚籠/びくにも鯛が入った2匹バージョン ※瓶入りのヱビスビール限定

ヨコの正解

1 第一審の判決に不服がある場合、第一審が簡易裁判所なら地方裁判所に、第一審が地方裁判所または家庭裁判所なら高等裁判所に控訴/こうそします

3 焚き火をする際は、残り時間を考えて薪をくべ、燃え止し/もえさしを残さず完全に灰になるように燃やすと後片付けが楽

6 哨戒機/しょうかいきは、潜航中の潜水艦を探知し攻撃する航空機で、対潜哨戒機ともいう。最近では、 不審船の発見とその後の対処なども重要な任務になっている

10 延々と続く迂遠/うえんな説明は聞き流し、記入例を見ながら申込書に必要事項を記入する

11 落首/らくしゅとは、政治や世相を匿名で批判したりおちょくったりした狂歌。平安時代から江戸時代に、人目につきやすい場所に立札を立てる形でリリース(披露?)された

13 「もしもの場合に女房や子供に累/るいが及んでは困りますからね、私は家族を持たないんです」と誠実そのものの表情でその詐欺グループのリーダーは語った

14 北の海で暮らす猟虎/らっこの体毛の密度は1㎠あたり10万~14万本

16 江戸時代まで木地師/きじしは、手引き轆轤(ろくろ)で回した材料の木を轆轤鉋(ろくろがんな)で削り、お椀を挽(ひ)き出していた

17 「刑事さん、荒唐無稽/こうとうむけいな話に聞こえるかもしれないけど、事実なんですよ」「みんなそう言うの」

19 「あらいけない、待ち合わせの時間をもう30分間も過ぎてるじゃないの、彼ったらきっと御冠/おかんむりだわ」……昭和初期か!

20 “暁/あかつきの超特急”と呼ばれた短距離ランナー吉岡隆徳が当時の世界タイ記録である100m10秒3をマークしたのは1935年のこと。ちなみに彼の身長は165cm

22 大蚊/ががんぼは、日本では蚊蜻蛉(かとんぼ)や蚊の姥(かのうば)、アシナガ、英語圏ではcrane fly、daddy longlegs(※)とも呼ばれる。ウェブスターの小説『Daddy-Long-Legs』を日本では『あしながおじさん』と訳しているが、英語圏の少年少女はこの小説のタイトルを『大蚊』と認識しているわけだ ※大蚊だけでなくザトウムシ、ユウレイグモも daddy longlegsと呼ばれる

24 神社仏閣を観光する大人が由緒書き/ゆいしょがきで足を止める理由は、大人だから

28 食中り/しょくあたりの原因となるサルモネラ菌や黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオなどが繁殖しても、食べ物の味もニオイも変わらない

31 家には茶臼/ちゃうすがあるので、毎日、挽(ひ)きたての抹茶を飲んでいます(嘘です)

33 試筆/しひつ。この字面(じづら)からは文房具屋のボールペン売り場の紙っきれに書かれたℓℓℓℓを連想してしまうが、違います。書き初めのことです。ボールペンではなく毛筆でその年初めて文字を書くことです

34 釉薬/ゆうやく。うわぐすりではないほうの読みで

36 歴史上、特に抜きんでた能書家/のうしょかである空海、嵯峨天皇、橘逸勢(たちばなのはやなり)を三筆(さんぴつ)、小野道風(おののとうふう/本名はみちかぜ)、藤原佐理(ふじわらのすけまさ)、藤原行成(ふじわらのゆきなり/「こうぜい」とも)を三蹟/三跡(さんせき)と称する

39 もし覇気/はきのある若者ばかりだったら、中高年はさっさとお払い箱になるだろう

40 「長年の積み重ねが実を結び、盛運/せいうんにおもむく」とか、一度もなしに人生終わるんだろうな

42 昵近/じっきんとは。親しみ近しくすること。「じっこん」とも。昵懇に同じ

44 有為/ういとは、因縁によって生じたり消えたりする、この世のさまざまな現象。用例:有為の奥山

45 槍鉋/やりがんなは、木の台がない、槍の穂先の形をしたシンプルな鉋(かんな)

47 神社に行って「下乗/げじょう」の札があったら、そこから先は乗り物から降りてお入りください

49 筮竹(ぜいちく)など、易の占いで使う50本の細い棒を筮(蓍)/めどぎという。現在は竹を用いたが主流だが、古くはキク科の蓍/めどぎ やマメ科の蓍萩(めどはぎ)を用いていた

51 ナンパ目的などを除くと、男は男同士で会飲/かいいんすることを好む。あ、女もそうだ

53 討ち入りを決意した大石内蔵助は、残った家族に累が及ばぬよう、妻・りくに離縁状/りえんじょうを送った

56 横隔膜/おうかくまくを持ちあげて腹をへこませながら息を吸い、横隔膜を下げて腹をふくらませながら息を吐く呼吸法を逆腹式呼吸という

59 頸筋/けいきんとは、前頸筋や後頸筋、広頸筋など首のまわりの筋肉のこと

61 小池栄子は頭の回転が速くて世間知/せけんちにも長(た)け、新幹線を思わせる美しい顔立ちをしているが、それらの能力を学校の成績を伸ばすためには使ってこなかった

63 帰納法/きのうほうとは、たとえば「このカラスは黒い」「そっちのカラスも黒い」「そしてあそこのカラスも、……あれ、あんまり黒くない」……帰納法、失敗!

65 営業トークは「誠心誠意/せいしんせいい」の花盛り

67 日本の公務員は能吏/のうりぞろいです

68 酔夢/すいむとは、酔って見る夢、また比喩的に、自分に満足し安閑(あんかん)としている状態

69 上村愛子は瘤/こぶが好き。磯野カツオはを痛がる

70 杣人/そまびととは、きこりのこと。もともとは、7世紀以後、大量に木材を必要とする都の周辺に、木を切り出すための山を設けた。この山を杣(杣山)といい、杣から木を伐り出す人を杣人と言った

72 農民が、自分の居住地ではない他の地域の田畑を耕作すること出作/でさくという

73 甘納豆/あまなっとう。サービス問題

74 倶利伽羅/くりからとは、不動明王が右手に持つ剣(智剣:ちけん)の化身(けしん)である倶利迦羅竜王のこと。炎に包まれた竜が剣に巻きついた姿で描かれる。用例:倶利迦羅紋紋(もんもん:パンチのある刺青/いれずみ)/鰻(うなぎ)の倶利伽羅焼き(美味しい焼き物)

75 畏友/いゆうとは、尊敬している友人のこと。飲み屋には、別の友人と行きます

2015年4月2日木曜日

難読漢字クロスワードパズル009

1 2 3 4 5 6 7 8 9
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19 20 21 22
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タテのカギ

1 花柳界は伝統的に「一見さんお断り」だったが、誰かの紹介がなくても芸者遊びを体験できるイベントを開いている花街もある

2 花橘とは、花の咲いた橘、また、橘の花のこと。ほかに、色の名にも、香りの名にも、紋所の名にも花橘がある。大人気だ

3 江戸時代まで、公家は引眉をし、そのずっと上に殿上眉を墨で描いていた

4 神妙な面持ちで祝詞を奏上する狩野英孝

5 声涙とは、声と涙。用例:声涙倶に下る:怒り嘆いて、涙を流しながら語るさま(感動して涙を流しながら語るさま、と書いている辞書もあり)

6 曙光とは、東の空に見えてくる夜明けの光、また、見えてくるかすかな希望

7 友于とは、兄弟の仲がいいこと、転じて兄弟の意味。もともとは「惟孝、友于兄弟、克施有政」の「友于兄弟」が、「兄弟の仲がいい」という意味だったが、兄弟が取れ、友于だけで兄弟仲がいいという意味になり、それが転じて兄弟を意味するように。なんだかな

8 指弾とは、人を非難すること、また、つまはじきすること

9 邪悪なお兄さん⇒改名バブル失敗⇒バカボンのパパ⇒薀蓄王⇒脱・薀蓄⇒若手トップMC⇒ハンチング上田⇒芸能界ナンバーワンMCにして深夜のパンチラリストと、成長と脱皮を繰り返す、くりぃむしちゅーの上田晋也

11 子、孫、ひ孫、玄孫

15 楕円の英訳はエリプス(ellipse)。が、数学に詳しい人でもないとそんなことは知らないので、楕円=オーバル(oval)でよしとしましょう

17 画筆は、絵を描く筆。絵筆(えふで)とも言います

18 尨(尨犬)の「尨」は、犬+彡で、毛が長くてふさふさした犬の意

21 跨線橋とは、鉄道線路を跨いで架けられた橋のこと

24 眦(眥)を決して人斬り抜刀斎に挑みかかる神谷薫(武井咲)

26 錯落とは、いろんなものが入り混じっていること、またそのさま

27 あなたの書いたレポートを精査したところ、重大な間違いだけでも5つ見つかりました。全面書き直しをお願いします

28 普通、哺乳類の頸椎は7つだが、ミユビナマケモノには9つあり、首を270度回すことができる

30 棊子麺は、スープ麺としては珍しく、鰹節をドバっとトッピングしていただきます

31 酔客で賑わう新宿の不夜城、歌舞伎町。サービス残業の国家公務員が身を削る千代田区の不夜城、霞が関

33 「上野介、この間の遺恨、覚えたるか!」と叫んで浅野内匠頭が吉良上野介に小刀を振り下ろす

35 金屏風は、縁起がいい、豪華な感じがする、背景のごちゃごちゃしたものが隠せる、屏風面が斜めになっているので正面からストロボをたいても反射がないなどの理由で結婚式や記者会見、各種イベントで重宝されています

37 普通の鋏を左手で使おうとすると、とても手勝手が悪いですね

38 父の勘気に触れ、家を出ることを禁じられた30歳の娘

39 鼠蹊部とは、人が「コマネチ!」と言いながら手でこすり上げる場所

41 齲蝕は、簡単に言うとむし歯、難しく言うと、口腔内の細菌が産生した酸によって脱灰(歯のエナメル質や象牙質からリン酸カルシウムの結晶が溶け出すこと)されて起こる歯の疾患

43 惜陰とは、時が移りゆくのを惜しむこと

45 2014年11月、銀幕で圧倒的な存在感を放った高倉健と菅原文太が相次いで鬼籍に入る

48 溌剌。手持ちの紙の辞書だと潑剌

51 「今後も不撓不屈の精神で相撲道に精進いたします」(貴乃花光司の、大関昇進時の口上)

52 暢気、太平楽、後生楽はどれも同じような意味

54 拙、野拙、拙生、愚生、小生はいずれも男性が自分をへりくだって言う一人称代名詞

55 強請り、集り、ポイ捨てが横行する犯罪の街、ゴッサム・シティ

56 人の目を ものともせずに 身動ぎも しないワタシは ウインドウマネキン

58 中世の京都では、人目を引く派手で奔放な風俗画が描かれた婆娑羅扇が流行した。このような絵を婆娑羅絵という

59 爺嬢の「爺」は父、「嬢」は母の意

60 能楽は、物真似芸である猿楽が発展したもの。猿楽のルーツは奈良時代に大陸から伝わった散楽

63 ちょっとしたパーティのために持っておきたい、着映えのする一着

64 気の利いた 返しをしなきゃと 焦るほど 話の接ぎ穂が 見つけられない

66 慰藉とは、慰めいたわること

70 野卑な男を演じさせたら勝新太郎は天下一品

ヨコのカギ

1 灰白とは、灰色がかった白のこと

4 逆上せは、逆上せるの名詞形

6 蒐集の「蒐」は、あつめるの意

10 一生懸命にやっているのに、「なんだその投げ遣りな態度は!」と言われ、人は見た目が大事だと知る

12 今様とは、当世風の意。また、平安時代中期から鎌倉時代にかけて流行した七五調四句の歌謡のことで、その集大成が『梁塵秘抄』

13 レスラーが ガウンを脱ぐよな かっこいい 浴衣の脱ぎ方 見てみない?

14 おめでたい催し物の鏡開きで使われる四斗樽には、上げ底で中身が半分のタイプもある

16 人がみな 厚顔無恥に 見える日に 鏡を見たら 俺もそうじゃん 

19 今では粽を巻くのに笹の葉が使われることが多いが、もともとは茅萱(茅/白茅)の葉で巻くことから粽の名が付いた

20 タグボートは、船体は小さくても強力なエンジンを搭載しており、自身よりはるかに大きい船舶を曳航することができる

22 九九。サービス問題

23 陶芸を始めると自分の窯場を持ちたくなる

25 午餐の意味を調べると昼食とか昼飯とか書いている。本当にただの昼飯なら、「午餐を催す」からと言われて、庶民がのこのこ出かけていってもいいということになるが

27 高山の渓谷には夏でもとけない雪渓が残っていたりしますが、下が空洞になっていることが多いので、雪渓の上を歩くときは十分な注意が必要です

29 嘶きとそのあとのブルブルはワンセット

31 刎頸とは首を刎ねること。「刎頸の交わり」とは、お互いに「あなたのためなら首を刎ねられても悔いはない」ほどの付き合い。「刎頸の友」とは、刎頸の交わりを結んだ友

32 戌亥は、戌(西北西)と亥(北北西)の中間の方角。要は北西

34 赤巻紙、青巻紙、信楽焼き

36 蹉跌とは、「蹉」も「跌」もつまずくの意で、挫折すること

38 仮初めの姿で、仮初めの住まいから、仮釈放になる

40 輸入農産物を検疫所で検査し害虫などが見つかると、有毒ガスで燻蒸処理して虫を殺す。オーガニックでないバナナやメロンの皮は食わないように

42 1797年、オーストリアをはじめとするヨーロッパ列強相手のフランス革命戦争で戦功を上げたナポレオンがパリへと凱旋。民衆は熱狂をもって英雄を迎えた

44 嫌忌とは、忌み嫌うこと

46 描き出すと書いて描出

47 跪いて礼拝すると書いて跪拝

49 世上の評判を気にしていたが、少しの関心も持たれていないことが判明し、そりゃそうだなと納得する

50 鞴には、鍛冶屋が使う大型のものもあれば、暖炉に風を送るのにちょうどいい小さな手鞴もある

53 ブツブツといったらできもの、文句、呟き

55 なんということでしょう、極度の恥ずかしがり屋のはカメラから逃げ回ってばかりでリフォームも撮影もいっこうに進まないではありませんか

57 頓死や頓挫の「頓」は、突然とか、急にという意味

58 ワンルーム住まいなのに薔薇を100本プレゼントされた女性が、1本1本、茎の先を切り、余分な葉を落としている最中に、“次の燃えるゴミの日はいつだっけ”と考えたとしても責められない

59 「吝か」は「~するに吝かではない」の形では、喜んで~するの意。「吝か」単体では、けちなさまとか、思い切りの悪いさまを表す

61 腎盂の形は漏斗状というか、ブロッコリーの白い部分みたいな形

62 皐月躑躅は、他の躑躅類から少し遅れて旧暦の皐月に咲く躑躅

66 瑠璃色をローマ字で書くとRが3つ。フアンス語風に発音するとフヒイホ

67 先生の 訃報に接し 「逆にまだ 生きてたんだ」と 軽く驚く

68 仰向けで寝るのが仰臥、横向きが横臥、俯せが伏臥

69 嗜虐の「虐」はむごたらしく扱うこと、「嗜」は好む、むさぼる、好みとして習慣になること

71 演繹法とは、たとえば「人間はいずれ死ぬ」⇒「吉田BKは人間だ」⇒「そういえば神も死んだんじゃなかったっけ」⇒「神も人の子ということか」、違うな…

72 。ネットでよく見かける中坊(厨房)の略ではなく、台所のほう

73 東京で一人暮らしをしていたころ、家計はいつも逼迫していた。でも幸せだった

正   解
タテの正解

1 花柳界/かりゅうかいは伝統的に「一見(いちげん)さんお断り」だったが、誰かの紹介がなくても芸者遊びを体験できるイベントを開いている花街もある

2 花橘/はなたちばなとは、花の咲いた橘、また、橘の花のこと。ほかに、色の名にも、香りの名にも、紋所(もんどころ)の名にも花橘がある。大人気だ

3 江戸時代まで、公家/くげは引眉(ひきまゆ:眉を剃ったり抜いたりする化粧法)をし、そのずっと上に殿上眉(てんじょうまゆ)を墨で描いていた

4 神妙な面持ちで祝詞/のりとを奏上する狩野英孝

5 声涙/せいるいとは、声と涙。用例:声涙倶(とも)に下る:怒り嘆いて、涙を流しながら語るさま(感動して涙を流しながら語るさま、と書いている辞書もあり)

6 曙光/しょこうとは、東の空に見えてくる夜明けの光、また、見えてくるかすかな希望

7 友于/ゆううとは、兄弟の仲がいいこと、転じて兄弟の意味。もともとは「惟孝、友于兄弟、克施有政」の「友于兄弟」が、「兄弟の仲がいい」という意味だったが、兄弟が取れ、友于だけで兄弟仲がいいという意味になり、それが転じて兄弟を意味するように。なんだかな

8 指弾/しだんとは、人を非難すること、また、つまはじきすること

9 邪悪なお兄さん⇒改名バブル失敗⇒バカボンのパパ⇒薀蓄/うんちく王⇒脱・薀蓄/うんちく⇒若手トップMC⇒ハンチング上田⇒芸能界ナンバーワンMCにして深夜のパンチラリストと、成長と脱皮を繰り返す、くりぃむしちゅーの上田晋也

11 子、孫、曾孫(ひまご/そうそん)、玄孫/やしゃご(「げんそん」とも)

15 楕円/だえんの英訳はエリプス(ellipse)。が、数学に詳しい人でもないとそんなことは知らないので、楕円=オーバル(oval)でよしとしましょう

17 画筆/がひつは、絵を描く筆。絵筆(えふで)とも言います

18 尨(尨犬)/むくいぬの「尨」は、犬+彡で、毛が長くてふさふさした犬の意

21 跨線橋/こせんきょうとは、鉄道線路を跨(また)いで架けられた橋のこと

24 眦(眥)/まなじりを決して人斬り抜刀斎に挑みかかる神谷薫(武井咲)

26 錯落/さくらくとは、いろんなものが入り混じっていること、またそのさま

27 あなたの書いたレポートを精査/せいさしたところ、重大な間違いだけでも5つ見つかりました。全面書き直しをお願いします

28 普通、哺乳類の頸椎/けいついは7つだが、ミユビナマケモノには9つあり、首を270度回すことができる

30 棊子麺/きしめんは、スープ麺としては珍しく、鰹節をドバっとトッピングしていただきます

31 酔客で賑わう新宿の不夜城/ふやじょう、歌舞伎町。サービス残業の国家公務員が身を削る千代田区の不夜城、霞が関

33 「上野介、この間の遺恨/いこん、覚えたるか!」と叫んで浅野内匠頭が吉良上野介に小刀を振り下ろす

35 金屏風/きんびょうぶは、縁起がいい、豪華な感じがする、背景のごちゃごちゃしたものが隠せる、屏風面が斜めになっているので正面からストロボをたいても反射がないなどの理由で結婚式や記者会見、各種イベントで重宝されています

37 普通の鋏(はさみ)を左手で使おうとすると、とても手勝手/てがってが悪いですね

38 父の勘気/かんきに触れ、家を出ることを禁じられた30歳の娘

39 鼠蹊部/そけいぶとは、人が「コマネチ!」と言いながら手でこすり上げる場所

41 齲蝕/うしょくは、簡単に言うとむし歯、難しく言うと、口腔内の細菌が産生した酸によって脱灰(だっかい:歯のエナメル質や象牙質からリン酸カルシウムの結晶が溶け出すこと)されて起こる歯の疾患

43 惜陰/せきいんとは、時が移りゆくのを惜しむこと

45 2014年11月、銀幕で圧倒的な存在感を放った高倉健と菅原文太が相次いで鬼籍/きせきに入(い)る

48 溌剌/はつらつ。手持ちの紙の辞書だと潑剌

51 「今後も不撓不屈/ふとうふくつの精神で相撲道に精進いたします」(貴乃花光司の、大関昇進時の口上)

52 暢気(のんき)、太平楽(たいへいらく)、後生楽/ごしょうらくはどれも同じような意味

54 拙(せつ)、野拙/やせつ、拙生(せっせい)、愚生(ぐせい)、小生(しょうせい)はいずれも男性が自分をへりくだって言う一人称代名詞

55 強請(ゆす)り、集り/たかり、ポイ捨てが横行する犯罪の街、ゴッサム・シティ

56 人の目を ものともせずに 身動ぎ/みじろぎも しないワタシは ウインドウマネキン

58 中世の京都では、人目を引く派手で奔放(ほんぽう)な風俗画が描かれた婆娑羅扇(ばさらおうぎ)が流行した。このような絵を婆娑羅絵/ばさらえという。現代のネットで見られるbasara絵やバサラ絵は、なんかみんな上手

59 爺嬢/やじょうの「爺」は父、「嬢」は母の意

60 能楽は、物真似芸である猿楽/さるがくが発展したもの。猿楽のルーツは奈良時代に大陸から伝わった散楽(さんがく)

63 ちょっとしたパーティのために持っておきたい、着映え/きばえのする一着

64 気の利いた 返しをしなきゃと 焦るほど 話の接ぎ穂/つぎほが 見つけられない

66 慰藉/いしゃとは、慰めいたわること

70 野卑/やひな男を演じさせたら勝新太郎は天下一品

ヨコの正解

1 灰白/かいはくとは、灰色がかった白のこと

4 逆上せ/のぼせは、逆上せるの名詞形

6 蒐集/しゅうしゅうの「蒐」は、あつめるの意

10 一生懸命にやっているのに、「なんだその投げ遣り/なげやりな態度は!」と言われ、人は見た目が大事だと知る

12 今様/いまようとは、当世風(とうせいふう)の意。また、平安時代中期から鎌倉時代にかけて流行した七五調四句の歌謡のことで、その集大成が『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』

13 レスラーが ガウンを脱ぐよな かっこいい 浴衣/ゆかたの脱ぎ方 見てみない?

14 おめでたい催し物の鏡開きで使われる四斗樽/しとだるには、上げ底で中身が半分のタイプもある

16 人がみな 厚顔無恥/こうがんむちに 見える日に 鏡を見たら 俺もそうじゃん 

19 今では粽(ちまき)を巻くのに笹の葉が使われることが多いが、もともとは茅萱(茅/白茅)/ちがやの葉で巻くことから粽の名が付いた

20 タグボートは、船体は小さくても強力なエンジンを搭載しており、自身よりはるかに大きい船舶を曳航/えいこうすることができる

22 九九/くく。サービス問題

23 陶芸を始めると自分の窯場/かまばを持ちたくなる

25 午餐/ごさんの意味を調べると昼食とか昼飯とか書いている。本当にただの昼飯なら、「午餐を催す」からと言われて、庶民がのこのこ出かけていってもいいということになるが

27 高山の渓谷には夏でもとけない雪渓/せっけいが残っていたりしますが、下が空洞になっていることが多いので、雪渓の上を歩くときは十分な注意が必要です

29 嘶き/いななきとそのあとのブルブルはワンセット

31 刎頸/ふんけいとは首を刎(は)ねること。「刎頸の交わり」とは、お互いに「あなたのためなら首を刎ねられても悔いはない」ほどの付き合い。「刎頸の友」とは、刎頸の交わりを結んだ友

32 戌亥/いぬいは、戌(西北西)と亥(北北西)の中間の方角。要は北西

34 赤巻紙、青巻紙、信楽焼き/しがらきやき

36 蹉跌/さてつとは、「蹉」も「跌」もつまずくの意で、挫折すること

38 仮初め/かりそめの姿で、仮初めの住まいから、仮釈放になる

40 輸入農産物を検疫所で検査し害虫などが見つかると、有毒ガスで燻蒸/くんじょう処理して虫を殺す。オーガニックでないバナナやメロンの皮は食わないように

42 1797年、オーストリアをはじめとするヨーロッパ列強相手のフランス革命戦争で戦功を上げたナポレオンがパリへと凱旋/がいせん。民衆は熱狂をもって英雄を迎えた

44 嫌忌/けんきとは、忌み嫌うこと

46 描き出すと書いて描出/びょうしゅつ

47 跪(ひざまず)いて礼拝(仏教では「らいはい」/キリスト教やイスラム教では「れいはい」)すると書いて跪拝/きはい

49 世上/せじょうの評判を気にしていたが、少しの関心も持たれていないことが判明し、そりゃそうだなと納得する

50 鞴には、鍛冶屋が使う大型のものもあれば、暖炉に風を送るのにちょうどいい小さな手鞴/てふいごもある

53 ブツブツといったらできもの、文句、呟き/つぶやき

55 なんということでしょう、極度の恥ずかしがり屋の匠/たくみはカメラから逃げ回ってばかりでリフォームも撮影もいっこうに進まないではありませんか

57 頓死/とんしや頓挫(とんざ)の「頓」は、突然とか、急にという意味

58 ワンルーム住まいなのに薔薇/ばらを100本プレゼントされた女性が、1本1本、茎の先を切り、余分な葉を落としている最中に、“次の燃えるゴミの日はいつだっけ”と考えたとしても責められない

59 「吝か/やぶさか」は「~するに吝かではない」の形では、喜んで~するの意。「吝か」単体では、けちなさまとか、思い切りの悪いさまを表す

61 腎盂/じんうの形は漏斗(ろうと)状というか、ブロッコリーの白い部分みたいな形

62 皐月躑躅/さつきつつじは、他の躑躅類から少し遅れて旧暦の皐月に咲く躑躅

66 瑠璃色/るりいろをローマ字で書くとRが3つ。フアンス語風に発音するとフヒイホ

67 先生の 訃報/ふほうに接し 「逆にまだ 生きてたんだ」と 軽く驚く

68 仰向(あおむ)けで寝るのが仰臥/ぎょうが、横向きが横臥(おうが)、俯(うつぶ)せが伏臥(ふくが)

69 嗜虐/しぎゃくの「虐」はむごたらしく扱うこと、「嗜」は好む、むさぼる、好みとして習慣になること

71 演繹法/えんえきほうとは、たとえば「人間はいずれ死ぬ」⇒「吉田BKは人間だ」⇒「そういえば神も死んだんじゃなかったっけ」⇒「神も人の子ということか」、違うな…

72 厨/くりや。ネットでよく見かける中坊(厨房)の略ではなく、台所のほう

73 東京で一人暮らしをしていたころ、家計はいつも逼迫/ひっぱくしていた。でも幸せだった