2015年11月12日木曜日

11×11難読漢字クロスワードパズル011

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タテのカギ

1 懐紙とは、平安時代から和歌などを書きつけたり、今でいうハンカチやちり紙として用いたりした和紙のこと。現代でも茶道の嗜みのある人は日常的に使っていて、amazonで普通に売っている。「ふところがみ」ともいう

2 遺作は、作者が死後に残した小説や音楽、映画などの作品。遺著は、作者が死後に残した著作物

3 唯唯諾諾 百依百順 付和雷同 大勢順応 順従謙黙

4 徙移とは、移ること、移転。ちなみに「移徙/渡座」は、貴人の転居を敬って言う語。念のために言っておくと「徙」は「徒歩」の「徒」ではありません

5 現代日本では、安普請の家でも、立派な家でもだいたい30年で建て替える

6 「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ」という決まり文句があって、馬の攻撃手段は蹴りがメインだと思われているが、実際は蹴られたことがある人よりも、噛みつかれたことのある人のほうが多いはずだ

7 刺草(蕁麻)の葉や茎には、ギ酸を含んだトゲ(刺毛:しもう)があり、さわると痛い。奈良公園に生えている刺草は、刺毛の数が著しく多く、鹿に食べられないように進化したことが知られている

8 ドM男の生殺与奪の権を握るSMの女王は、「お前を痛めつけないことだってできるんだよ」と言った

9 「気勢を上げる」で画像検索したら、スーツ姿の男たちがこぶしを突き上げている写真が山ほどヒットした

11 「大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然」を現代風に言うと「オーナーと言えばほとんど親、テナントと言えばほとんど子」

15 鉱石や石炭、廃コンクリートなどを粗く砕く(一次破砕)機械を咀砕機(粗砕機)またはジョークラッシャーという

17 日本独自の文化をどう生かすかが日本の命運を左右する

19 は、牛車などの車輪の中心の車軸が通っている部分。今でいうハブ(hub)

20 何かをやろうと思ったら、そりゃあ、紆余曲折はありますよ

22 絵入り消印って知ってます?

24 矮躯の対義語は巨躯

26 「“混乱”が私の墓碑銘となるだろう」(キング・クリムゾン「エピタフ」より)

28 困ったことがあったら、とりあえず司法書士に相談

31 18世紀末、オーストラリアから大英博物館に送られた鴨嘴の毛皮を見た動物学者が、“これは作りものだ”と怒って、本体から嘴を引っぺがそうとしたとか

34 井守の黒焼きの粉を好きな人にかけたり、酒に入れて飲ませたりすると犯罪になりますか?

36 ミツバチを飼うのが養蜂、鰻を養殖するのが養鰻、鯉を養殖するのが養鯉

37 新鮮な鰯(いわし)で摘入(抓入)を作ったらさぞかしうまいだろうな。作らないけど

38 このままじゃまずい、じゃあ、どう生きていくべきか、と模索し始めて早32年。まだまだ模索は続く

40 余蘊とは、余分な蓄え、余った部分、また、不足した部分。「余蘊なく~する」の形で「余すところなく~する」

41 雨戸のように、1本の溝に戸袋から繰り出すタイプの戸を繰り戸という

44 ちょっとした傷なら、消毒薬を塗るよりも流水で傷口を洗い流したほうが早く治癒する

ヨコのカギ

1 解頤とは、顎がはずれるほど口を大きくあけて笑うこと

4 寿司以外で蝦蛄(青龍蝦)を食べたことがないという人が多い。寿司でも蝦蛄を食べたことがないという人も多い

7 井堰(堰)は、農地などに水を引いたり流量を調節するために川の水をせき止める構造物

10 一衣帯水とは、一筋の川や海峡などを挟んできわめて近接していること。距離的に近接していることにも、二者がきわめて近しい関係にあることにも使われる

12 来世があるのは人間だけだという話を聞くが、ネアンデルタール人だとどうなんだろう

13 書架、書棚、本棚、本箱、カラーボックス

14 事無く災いを息(や)むと書いて無事息災

16 だし昆布と塩少々を入れて炊いたご飯に枸杞の若芽を混ぜ込んだのが枸杞飯。徳川家康、秀忠、家光と三代に仕えた長生きの坊さん、天海が食べていたのは枸杞の実を炊き込んだ飯

18 税務調査は任意調査、査察は強制調査

19 巧みに打つのが巧打、好機にうまく打つのが好打

21 哺乳類のオスの陰茎には陰茎骨という骨があるが、例外的にヒトの陰茎には骨がない

23 「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」(『親鸞聖人絵詞伝』より)

25 将来を嘱望されるひとにぎりの人材と、彼らを支えるのに不可欠な多くの人材

27 式次第の「次第」は順序のこと

29 体格ではるかに勝る南アフリカ代表に果敢にタックルする日本代表のプレーには鬼気せまるものがあった

30 頻回とは、回数が多いこと、また、多くの回数

32 連歌や俳諧の第一句(最初の五・七・五)を発句という。連歌の一部としてだけでなく独立した作品としても読まれた発句は、松尾芭蕉らによって発展し、さらに明治時代の中頃になると俳句という呼び名で一般に広まった

33 「親の欲目と他人の僻目」ということわざがあるが、若林君の母は彼のことをほめずにダメ出しばかりするらしい

35 紋様(文様)は、模様の中でも、四角や三角、波形、扇形などさまざまな図形や、こういった図形および動植物、器物、文字などを図案化した紋などを、数多く、規則性をもって並べたものを指すことが多い

37 男の一人暮らしで繕い物といったらボタン付けくらいしかしないが、それさえもう7、8年していない。よって裁縫セットもない

39 「齲蝕によってできた齲窩」を@nifty翻訳で英語に翻訳したら「Carious cavity that can be done due to tooth caries」と出た。これをさらに日本語に翻訳したら「齲蝕のためできる齲窩」と出た。偉い!

42 出前で取り寄せる料理を「てんやもの」というのは、「見世屋(店屋)」で売っている食物だから。「店屋」をなぜ「てんや」と読むようになったかはわからない。たぶん、ちょっと通ぶりたかったから

43 皿鉢料理とは、大皿に刺し身や寿司、煮物や焼き物などを盛りつけた高知の郷土料理。読みは2つあり、耳に馴染みのある読みじゃないほうで

45 石ころに他の石をぶつけ、欠けさせて作った原初的な石器を礫器という。ヤジリには使えないが、獲物を解体したり木を削ったりはできたようだ

46 仏教では、長い年月修行することを久修という

47 瞋怒とは、いかること、腹を立てること。「瞋」も「怒」もいかる(瞋る/怒る)

正   解
タテの正解

1 懐紙/かいしとは、平安時代から和歌などを書きつけたり、今でいうハンカチやちり紙として用いたりした和紙のこと。現代でも茶道の嗜(たしな)みのある人は日常的に使っていて、amazonで普通に売っている。「ふところがみ」ともいう

2 遺作は、作者が死後に残した小説や音楽、映画などの作品。遺著/いちょは、作者が死後に残した著作物

3 唯唯諾諾/いいだくだく 百依百順(ひゃくいひゃくじゅん) 付和雷同(ふわらいどう) 大勢順応(たいせいじゅんのう) 順従謙黙(じゅんじゅうけんもく)

4 徙移/しいとは、移ること、移転。ちなみに「徙移」をさかさまにした「移徙/渡座(わたまし)」は、貴人の転居を敬って言う語。念のために言っておくと「徙」は「徒歩」の「徒」ではありません

5 現代日本では、安普請/やすぶしんの家でも、立派な家でもだいたい30年で建て替える

6 「人の恋路/こいじを邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ」という決まり文句があるように、馬の攻撃手段は蹴りがメインだと思われているが、実際は蹴られたことがある人よりも、噛みつかれたことのある人のほうが多いはずだ

7 刺草(蕁麻)/いらくさの葉や茎には、ギ酸を含んだトゲ(刺毛:しもう)があり、さわると痛い。奈良公園に生えている 刺草は刺毛の数が著しく多く、鹿に食べられないように進化したことが知られている

8 ドM男の生殺与奪/せいさつよだつの権を握るSMの女王は、「お前を痛めつけないことだってできるんだよ」と言った

9 「気勢/きせいを上げる」で画像検索したら、スーツ姿の男たちがこぶしを突き上げている写真が山ほどヒットした

11 「大家と言えば親も同然、店子/たなこと言えば子も同然」を現代風に言うと「オーナーと言えばほとんど親、テナントと言えばほとんど子」

15 鉱石や石炭、廃コンクリートなどを粗く砕く(一次破砕)機械を咀砕機(粗砕機)/そさいきまたはジョークラッシャーという

17 日本独自の文化をどう生かすかが日本の命運/めいうんを左右する

19 轂/こしきは、牛車(ぎっしゃ)などの車輪の中心の車軸が通っている部分。今でいうハブ(hub)

20 何かをやろうと思ったら、そりゃあ、紆余曲折/うよきょくせつはありますよ

22 絵入り消印/けしいんって知ってます?

24 矮躯/わいくの対義語は巨躯(きょく)

26 「“混乱”が私の墓碑銘/ぼひめいとなるだろう」(キング・クリムゾン「エピタフ」より)

28 困ったことがあったら、とりあえず司法書士/しほうしょしに相談

31 18世紀末、オーストラリアから大英博物館に送られた鴨嘴/かものはしの毛皮を見た動物学者が、“これは作りものだ”と怒って、本体から嘴(くちばし)を引っぺがそうとしたとか

34 井守(いもり)の黒焼き/くろやきの粉を好きな人にかけたり、酒に入れて飲ませたりすると犯罪になりますか?

36 ミツバチを飼うのが養蜂(ようほう)、鰻を養殖するのが養鰻(ようまん)、鯉を養殖するのが養鯉/ようり

37 新鮮な鰯(いわし)で摘入(抓入)/つみれを作ったらさぞかしうまいだろうな。作らないけど

38 このままじゃまずい、じゃあ、どう生きていくべきか、と模索/もさくし始めて早32年。まだまだ模索は続く

40 余蘊/ようんとは、余分な蓄え、余った部分、また、不足した部分。「余蘊なく~する」の形で「余すところなく~する」

41 雨戸のように、1本の溝に戸袋から繰り出すタイプの戸を繰り戸/くりどという

44 ちょっとした傷なら、消毒薬を塗るよりも流水で傷口を洗い流したほうが早く治癒/ちゆする

ヨコの正解

1 解頤/かいいとは、顎(あご)がはずれるほど口を大きくあけて笑うこと

4 寿司以外で蝦蛄(青龍蝦)/しゃこを食べたことがないという人が多い。寿司でも蝦蛄を食べたことがないという人も多い

7 井堰(堰)/いせきは、農地などに水を引いたり流量を調節するために川の水をせき止める構造物

10 一衣帯水/いちいたいすいとは、一筋の川や海峡などを挟んできわめて近接していること。距離的に近接していることにも、二者がきわめて近しい関係にあることにも使われる

12 来世/らいせがあるのは人間だけだという話を聞くが、ネアンデルタール人だとどうなんだろう

13 書架(しょか)、書棚/しょだな、本棚、本箱、カラーボックス

14 事無く災いを息(や)むと書いて無事息災/ぶじそくさい

16 だし昆布と塩少々を入れて炊いたご飯に枸杞の若芽を混ぜ込んだのが枸杞飯/くこめし。徳川家康、秀忠、家光と三代に仕えた長生きの坊さん、天海が食べていたのは枸杞の実を炊き込んだ飯

18 税務調査は任意調査、査察/ささつは強制調査

19 巧みに打つのが巧打/こうだ、好機にうまく打つのが好打/こうだ

21 哺乳類のオスの陰茎/いんけいには陰茎骨という骨があるが、例外的にヒトの陰茎には骨がない

23 「明日ありと思う心の仇桜(あだざくら) 夜半/よわ※に嵐の吹かぬものかは」(『親鸞聖人絵詞伝』より) ※歴史的仮名遣いだと「よは」

25 将来を嘱望/しょくぼうされるひとにぎりの人材と、彼らを支えるのに不可欠な多くの人材

27 式次第/しきしだいの「次第」は順序のこと

29 体格ではるかに勝る南アフリカ代表に果敢にタックルする日本代表のプレーには鬼気/ききせまるものがあった

30 頻回/ひんかいとは、回数が多いこと、また、多くの回数

32 連歌や俳諧の第一句(最初の五・七・五)を発句/ほっくという。連歌の一部としてだけでなく独立した作品としても読まれた発句は、松尾芭蕉らによって発展し、さらに明治時代の中頃になると俳句という呼び名で一般に広まった

33 「親の欲目/よくめと他人の僻目(ひがめ)」ということわざがあるが、若林君の母は彼のことをほめずにダメ出しばかりするらしい

35 紋様(文様)/もんようは、模様の中でも、四角や三角、波形、扇形などさまざまな図形や、こういった図形および動植物、器物、文字などを図案化した紋などを、数多く、規則性をもって並べたものを指すことが多い

37 男の一人暮らしで繕い物/つくろいものといったらボタン付けくらいしかしないが、それさえもう7、8年していない。よって裁縫セットもない

39 「齲蝕/うしょくによってできた齲窩(うか)」を@nifty翻訳で英語に翻訳したら「Carious cavity that can be done due to tooth caries」と出た。これをさらに日本語に翻訳したら「齲蝕のためできる齲窩」と出た。偉い!

42 出前で取り寄せる料理を「てんやもの」というのは、「見世屋(店屋)/みせや」で売っている食物だから。「店屋」をなぜ「てんや」と読むようになったかはわからない。たぶん、ちょっと通ぶりたかったから

43 皿鉢料理/さはちりょうりとは、大皿に刺し身や寿司、煮物や焼き物などを盛りつけた高知の郷土料理。読みは2つあり、耳に馴染みのある読みじゃないほうで ※一般的には「さわちりょうり」という呼び方をされるが、辞書を引くと「さわちりょうり⇒さはちりょうり」と出てくる

45 石ころに他の石をぶつけ、欠けさせて作った原初的な石器を礫器/れっき※という。ヤジリには使えないが、獲物を解体したり木を削ったりはできたようだ ※「れきき」とも表記

46 仏教では、長い年月修行することを久修/くしゅという

47 瞋怒/しんど※とは、いかること、腹を立てること。「瞋」も「怒」もいかる(瞋る/怒る) ※「しんぬ」とも