2015年6月29日月曜日

11×11難読漢字クロスワードパズル006

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10 11 12
13 14 15 16
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19 20 21 22 23 24
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33 34 35
36 37 38 39 40
41 42 43 44
45 46 47

タテのカギ

1 20年くらい前、部屋の電話に出たら女の呻きが聞こえてきた。思わず大丈夫ですかと声をかけたが、そのうち呻きではなくてあえぎ声だと気づき、痴女だ! と、テンションアップ。かといって乗っかる度胸もなく、大丈夫ですかを連発してたら電話は切れた(※個人の体験です)

2 手術中の医師と看護婦……「メス」「はい」「ハサミ」「はい」「あの、あれ」「はい?」「えー、あのはさむやつ」「はい?」「えー、汗」「はい(言いながら医師の額の汗を拭く)」「ほら、あの、はさむやつ、ハサミみたいだけど刃のないやつ」「鉗子ですね」「はい」

3 「美人局? いや美人では ないから」と 安心させる パターンもある

4 水底の土砂や堆積物を掘り取る浚渫機には、運河を掘るような超大型のものもあれば、ダイバーが水中に持ち込んで作業できる超小型タイプもある

5 と藍はよく似ているが、は紫を含んだ暗い青、より明るくて青より暗いのが藍。webカラーでいうと「#343D55」がで、「#105779」が藍

6 司会者が 「いよいよ御大の 御出座し」と 紹介するが 客は????

7 ♪岩粔籹♪ あ、そりゃ! ♪粟粔籹♪ あ、どっこい!

8 博徒といったら『緋牡丹博徒』、『緋牡丹博徒』といったら藤純子、藤純子といったら今の芸名は富司純子、富司純子といったらフジテレビのワイドショー『3時のあなた』、フジテレビといったらお笑い……頑張れフジテレビ

9 パソコン(※)で 「×××」と打つと 「凛呼」が出る ほんとは「凜乎」と 出てほしいのに ※日本語入力ソフトは「MS-IME」

14 示威とは、威力を示すこと、意気盛んなさまを示すこと

16 人はみな わたしを神と 呼ぶけれど 滅相もない ただの天才

18 高橋は 今し方まで いたはずですが おそれいります どういった……

19 牡鹿の読みは? と問われると、まず「鹿」はどっちの読みだろうと思い、次にどっちがメスでどっちがオスだっけと思う

20 「砂金かな このキラキラした 小っちゃいの」 「なら助かるけど 雲母なのよね」

23 とは、同じ血筋の一族のこと。ともがら、仲間、連中を意味する場合は「」とも書く。ちなみに、不平を言ってすぐ口論をしかけてくる者という意味は、『広辞苑』(岩波書店)では「族」の項目にあるが、『精選日本国語大辞典』(小学館)だと「」とは別に平仮名の見出しが立てられている

24 公界とは、私に対する公、世間の意。中世には、権力や身分制とは無縁の独立した立場の人間という意味もあった

26 赤出汁は、もともとは桜味噌と魚を使った大阪名物の味噌汁を言ったが、いまでは単に赤味噌仕立ての味噌汁のことを言う

27 思い人 待てど暮らせど 来ぬときじゃなきゃ 宵待草は やるせなくない

30 満腹で ケーキ見つめて 思案顔 食う食わぬじゃなく 個数で悩む

32 空拭いとは、涙などを拭うふりをすること

34 深く考察すると書いて深察

35 柵は、囲いのことだが、「き」と読むと古代の防御施設を意味し、「しがらみ」という意味と読み方もある。さらに、囲いや垣という意味ではあっても「さく」とは別の読みがあり、万葉集に「越しに麦食む子馬のはつはつに相見し子らしあやに愛しも」と詠まれている

36 官庁やその補助機関が命令を一般に知らせること、また、その命令を布令という

37 5月17日の住民投票で、「大阪都構想」は僅差で否決された

39 人が常に守るべき教えを彝訓という

40 坦夷とは、土地などが平らなこと、平坦。「坦」に平らという意味があるのはもちろん、「夷」にも、平らかという意味がある

43 苦果とは、悪業の果報として受ける苦しみ

ヨコのカギ

1 「ツイッターで 迂闊なことは 言えない」に 「お前が生意気 言うな」と炎上

4 強くたくましい男を醜男という。ぶおとこのことも、醜男という

7 酒飲んで 仏頂面の 父親が そのうち庭で 尿散らしだす ※単なる駄洒落です

10 誰に面子を潰されるかによって、男の態度は違ってくる

11 鏑矢を取って弓につがえた那須与一は、舟に乗った若い女房が掲げる扇へ向けて弓手(左手)をぐいと伸ばすと、右手(馬手)を能っ引いて“ヒョウ”と矢を放った

12 和訓とは、漢字に、その意味する和語を当てた読み方のこと。字訓

13 鬼子母神。都電荒川線の「鬼子母神前駅」の読み方ではないほう

15 忠実男は、誠実な男のこともいうし、風流で色好みの男のこともいう

17 大声疾呼とは、大声で慌ただしく呼び立てること

19 忍び合い 密会逢瀬 逢い引きを 英語で言ったら a secret meeting 

21 とは、はし、へり、きわのことで、建築用語では「妻」と書く。また、糸口、手がかり、端緒の意味もある

22  食物を 口中に入れて 咀嚼して 味わったのちに 嚥下する

25 は、古代中国の、高さや深さの単位で、四尺、五尺六寸、七尺、八尺と諸説ある。用例:千の谷

26 飽き性で あたらしものが 好きだから 必然的に お金がかかる

28 「はなめ」とも 読める「花芽」では ありますが 音読みのほうが プロっぽくない? ※なんのプロだよ

29 羚羊を「れいよう」と音読みした場合は、ウシ科のうち、ウシ亜科(牛や水牛、バイソンなど)とヤギ亜科(ヤギ属やヒツジ属)を除いた、インパラやトムソンガゼル、オリックス、ヌーなど、主にアフリカに生息する脚のすらりとした動物のことをいう。前置きが長くなりましたが、羚羊(氈鹿)

31 オ・メ・デ・ト・ウ 形ばかりの 賀意さえも 表する気なし 「御出席」を消す

32 徂徠とは、行き来すること、往来、去来。ちなみに荻生徂徠の号に関して『通俗教育 逸話文庫 学者の巻※』(1911年/大倉書店)のp55には、「徂徠がうは、総州に徂徠ゆききさとへるあり。その地名ちめいもつがうとせりとなん」とあるが、どうだろう。あまり人には言わないほうがいいかも ※国立国会図書館の「近代デジタルライブラリー」で公開しており、ネットで閲覧できます

33 伴侶でも 恋人でもない 人との夜の 腕枕これぞ 他し手枕

36 不謹慎 この三文字を 目にすると 頭に浮かぶ 蛭子能収

38 三角や 四角の木片 組み合わす 「知恵の板」っつー パズルにハマる

41 「その先の 青い煉瓦の マンションが 僕の」 「ん、煉瓦? 青いタイルじゃん」

42 索具とは、船上で何かと何かをつないだり、何かを引っ張ったりするための、綱を使った船具のこと。帆船でマストから何本も延びるロープのように長い索具もあれば、釣り具でいうスイベル(ヨリモドシ)みたいな短い索具もある

44 仏教や道教では肉食を避けるだけでなく、臭いの強い「葷」と呼ばれる五つの野菜も食べてはいけなかった。これを五葷といい、宗派によってもどの資料に依拠するかによっても異なるが、『広辞苑』を参考にすると、仏教では、ニンニク、ラッキョウ、ネギ、ヒル(蘭葱/アララギ……たぶんノビルとか)、ニラ、道教では、ニラ、アオニラ、ニンニク、アブラナ、コエンドロ(※)が、それにあたる。 ※コリアンダーの和名です

45 合戦で 勲(功)を立てて 誉められはして 金はもらえず いざ下剋上

46 阜(丘/高処)とは、土地が小高くなったところ、丘

47 寅畏(夤畏)とは、つつしみ畏れること、また、畏まること

正   解
タテの正解

1 20年くらい前、部屋の電話に出たら女の呻き/うめきが聞こえてきた。思わず大丈夫ですかと声をかけたが、そのうち呻きではなくてあえぎ声だと気づき、痴女だ! と、テンションアップ。かといって乗っかる度胸もなく、大丈夫ですかを連発してたら電話は切れた(※個人の体験です)

2 手術中の医師と看護婦……「メス」「はい」「ハサミ」「はい」「あの、あれ」「はい?」「えー、あのはさむやつ」「はい?」「えー、汗」「はい(言いながら医師の額の汗を拭く)」「ほら、あの、はさむやつ、ハサミみたいだけど刃のないやつ」「鉗子/かんしですね」「はい」

3 「美人局/つつもたせ? いや美人では ないから」と 安心させる パターンもある

4 水底の土砂や堆積物を掘り取る浚渫機/しゅんせつきには、運河を掘るような超大型のものもあれば、ダイバーが水中に持ち込んで作業できる超小型タイプもある

5 紺/こんと藍(あい)はよく似ているが、は紫を含んだ暗い青、より明るくて青より暗いのが藍。webカラーでいうと「#343D55」がで、「#105779」が藍

6 司会者が 「いよいよ御大(おんたい)の 御出座し/おでまし」と 紹介するが 客は????

7 ♪またのお越しを待ってます♪ あ、よいしょ! ♪岩粔籹/いわおこし♪ あ、そりゃ! ♪粟粔籹(あわおこし)♪ あ、どっこい! ♪またお越し♪ パート2でした!

8 博徒/ばくとといったら『緋牡丹(ひぼたん)博徒』、『緋牡丹博徒』といったら藤純子(ふじじゅんこ)、藤純子といったら今の芸名は富司純子(ふじすみこ)、富司純子といったらフジテレビのワイドショー『3時のあなた』、フジテレビといったらお笑い……頑張れフジテレビ

9 パソコン(※)で 「りんこ」と打つと 「凛呼」が出る ほんとは「凜乎/りんこ」と 出てほしいのに ※日本語入力ソフトは「MS-IME」

14 示威/じいとは、威力を示すこと、意気盛んなさまを示すこと

16 人はみな わたしを神と 呼ぶけれど 滅相/めっそうもない ただの天才

18 高橋は 今し方/いましがたまで いたはずですが おそれいります どういった……

19 牡鹿/おじか※の読みは? と問われると、まず「鹿」はどっちの読みだろうと思い、次にどっちがメスでどっちがオスだっけと思う ※「おしか」とも

20 「砂金かな このキラキラした 小っちゃいの」 「なら助かるけど 雲母/うんもなのよね」

23 族/やからとは、同じ血筋の一族のこと。ともがら、仲間、連中を意味する場合は「」とも書く。ちなみに、不平を言ってすぐ口論をしかけてくる者という意味は、『広辞苑』(岩波書店)では「族」の項目にあるが、『精選日本国語大辞典』(小学館)だと「」とは別に平仮名の見出しが立てられている

24 公界/くがいとは、私に対する公、世間の意。中世には、権力や身分制とは無縁の独立した立場の人間という意味もあった

26 赤出汁/あかだしは、もともとは桜味噌と魚を使った大阪名物の味噌汁を言ったが、いまでは単に赤味噌仕立ての味噌汁のことを言う

27 思い人 待てど暮らせど 来ぬときじゃなきゃ 宵待草/よいまちぐさは やるせなくない

30 満腹で ケーキ見つめて 思案顔/しあんがお 食う食わぬじゃなく 個数で悩む

32 空拭い/そらのごいとは、涙などを拭(ぬぐ)うふりをすること

34 深く考察すると書いて深察/しんさつ

35 柵(さく)は、囲いのことだが、「き」と読むと古代の防御施設を意味し、「しがらみ」という意味と読み方もある。さらに、囲いや垣という意味ではあっても「さく」とは別の読みがあり、万葉集に「柵/くえ※越しに麦食(は)む子馬のはつはつに相見し子らしあやに愛(かな)しも」と詠まれている ※旧仮名遣いだと「くへ」

36 官庁やその補助機関が命令を一般に知らせること、また、その命令を布令/ふれいという

37 5月17日の住民投票で、「大阪都構想」は僅差/きんさで否決された

39 人が常に守るべき教えを彝訓/いくんという

40 坦夷/たんいとは、土地などが平らなこと、平坦。「坦」に平らという意味があるのはもちろん、「夷」にも、平らかという意味がある

43 苦果/くかとは、悪業の果報(かほう)として受ける苦しみ

ヨコの正解

1 「ツイッターで 迂闊/うかつなことは 言えない」に 「お前が生意気 言うな」と炎上

4 強くたくましい男を醜男/しこおという。ぶおとこのことも、醜男という

7 酒飲んで 仏頂面(ぶっちょうづら)の 父親が そのうち庭で 尿/いばり散らしだす ※単なる駄洒落です

10 誰に面子/めんつを潰されるかによって、男の態度は違ってくる

11 鏑矢(かぶらや)を取って弓につがえた那須与一(なすのよいち)は、舟に乗った若い女房が掲げる扇へ向けて弓手(左手)/ゆんでをぐいと伸ばすと、右手(馬手/めて)を能(よ)っ引(ぴ)いて“ヒョウ”と矢を放った

12 和訓/わくんとは、漢字に、その意味する和語を当てた読み方のこと。字訓(じくん)

13 鬼子母神/きしもじん。都電荒川線の「鬼子母神(きしぼじん)前駅」の読み方ではないほう

15 忠実男/まめおとこは、誠実な男のこともいうし、風流で色好みの男のこともいう

17 大声疾呼/たいせいしっことは、大声で慌ただしく呼び立てること

19 忍び合い 密会逢瀬/おうせ 逢い引きを 英語で言ったら a secret meeting 

21 端/つまとは、はし、へり、きわのことで、建築用語では「妻」と書く。また、糸口、手がかり、端緒(たんしょ/慣用読みで「たんちょ」とも)の意味もある

22  食物を 口中に入れて 咀嚼/そしゃくして 味わったのちに 嚥下(えんげ/えんか)する

25 仞/じんは、古代中国の、高さや深さの単位で、四尺、五尺六寸、七尺、八尺と諸説ある。用例:千(せんじん)の谷

26 飽き性/あきしょうで あたらしものが 好きだから 必然的に お金がかかる

28 「はなめ」とも 読める「花芽/かが」では ありますが 音読みのほうが プロっぽくない? ※なんのプロだよ

29 羚羊を「れいよう」と音読みした場合は、ウシ科のうち、ウシ亜科(牛や水牛、バイソンなど)とヤギ亜科(ヤギ属やヒツジ属)を除いた、インパラやトムソンガゼル、オリックス、ヌーなど、主にアフリカに生息する脚のすらりとした動物のことをいう。前置きが長くなりましたが、羚羊(氈鹿)/かもしか

31 オ・メ・デ・ト・ウ 形ばかりの 賀意/がいさえも 表する気なし 「御出席」を消す

32 徂徠/そらいとは、行き来すること、往来、去来。ちなみに荻生徂徠の号に関して『通俗教育 逸話文庫 学者の巻※』(1911年/大倉書店)のp55には、「徂徠がうは、総州に徂徠ゆききさとへるあり。その地名ちめいもつがうとせりとなん」とあるが、どうだろう。あまり人には言わないほうがいいかも ※国立国会図書館の「近代デジタルライブラリー」で公開しており、ネットで閲覧できます

33 伴侶(はんりょ)でも 恋人でもない 人との夜の 腕枕これぞ 他し手枕/あだしたまくら

36 不謹慎/ふきんしん この三文字を 目にすると 頭に浮かぶ 蛭子能収

38 三角や 四角の木片 組み合わす 「知恵の板/ちえのいた」っつー パズルにハマる

41 「その先の 青い煉瓦/れんがの マンションが 僕の」 「ん、煉瓦? 青いタイルじゃん」

42 索具/さくぐとは、船上で何かと何かをつないだり、何かを引っ張ったりするための、綱を使った船具のこと。帆船でマストから何本も延びるロープのように長い索具もあれば、釣り具でいうスイベル(ヨリモドシ)みたいな短い索具もある

44 仏教や道教では肉食(にくじき)を避けるだけでなく、臭いの強い「葷(くん)」と呼ばれる五つの野菜も食べてはいけなかった。これを五葷/ごくんといい、宗派によってもどの資料に依拠するかによっても異なるが、『広辞苑』を参考にすると、仏教では、ニンニク、ラッキョウ、ネギ、ヒル(蘭葱/アララギ……たぶんノビルとか)、ニラ、道教では、ニラ、アオニラ、ニンニク、アブラナ、コエンドロ(※)が、それにあたる。 ※コリアンダーの和名です

45 合戦(かっせん)で 勲(功)/いさおを立てて 誉められはして 金はもらえず いざ下剋上(げこくじょう)

46 阜(丘/高処)/つかさとは、土地が小高くなったところ、丘(おか)

47 寅畏(夤畏)/いんいとは、つつしみ畏(おそ)れること、また、畏(かしこ)まること

2015年6月18日木曜日

11×11難読漢字クロスワードパズル005

1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12
13 14 15 16
17 18 19 20 21
22 23 24 25
26 27 28 29
30 31 32
33 34 35 36 37 38
39 40 41
42 43 44 45 46
47 48 49

タテのカギ

1 強記(彊記)とは、記憶力がいいこと、また、よく記憶すること。用例:博覧強記

2 半期の半分が四半期。日本では一般的に、4月~6月が第1四半期で7月~9月が第2四半期、10月~12月が第3四半期。1月~3月が第4四半期

3 至近とは、非常に距離が近いこと

4 16歳のときに高校を中退した車寅次郎は家を出て、香具師となった

5 基本的に絨毯は空を飛びません

6 昔の胚芽米はヌカ臭くて評判がいまいちだったが、今の胚芽米は胚芽を残しつつ白米みたいに精米してあって美味しい

7 フットボールアワーの後藤輝基は股下が短いがギターがうまい

8 湯屋には、銭湯という意味もあるし、寺社に参籠するときに斎戒沐浴するための建物の意味もある(この場合は「斎屋」とも書く)

9 花を栽培するのに畝(畦)を作る必要はないが、野菜を作るなら、たとえそれが家庭菜園でも立てをしたほうが何かと好都合だ

14 かつて富士山では、強力が背負子に自分の体重の2倍以上の重さの荷物をくくりつけて山小屋に運び上げていたが、今ではブルドーザーで荷揚げしている。これは、他の山と違って富士山が規則正しい地形をしており、ブル道(ブルドーザー専用道)が整備しやすかったため

16 子曰「温故而知新 可以為師矣」⇒温故知新。「温故而知新 可以為師矣」の書き下し文は、「故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし」が一般的(たぶん)。ほかに「温ねて」を「温めて」、「知る」を「知らば」、「師と為るべし」を「師為(た)るべし」などいくつかのバリエーションがある

18 禿げ茶瓶 毛が生えてたら 洗うのが 面倒だから 禿げでよかろう

20 海を見ると磯辺で白波が騒ぎ、岸際にまで迫った松原に建つ苫屋からは白い煙がたなびいている。この粗末な苫屋で、私は育ったのだ

21 会得とは、意味を十分に理解して自分のものとすること。体得とは、体験を通して会得すること

23 沈思する ヘボ見てみんなが こう思う 「下手の考え 休むに似たり」

24 合戦のときに兵士が駐屯する営舎や、平安時代に宮中を警固する衛士の詰所、また、城を持たない小大名や旗本の居所、郡代や代官の居所を陣屋という

26 相撲の捻り手で、相手の片腕を抱えて捻る技は捻り、相手の胸に頭をつけて捻り倒す技は「~ひねり」ではなく頭捻りという

27 暇(遑)乞い してるも あらばこそ 枚挙にが ないルルラララ

29 「出張先でのことは逐一、メールで報告するように」「いちいち報告するんですか?」「いちいちって君……」

32 昔:蔵浚えのチラシ/今:クリアランスセールのフライヤー

34 恍惚の「恍」は、うっとりしているさま、また、はっきりと見分けがたいさま。「惚」は、うっとりする、ほのか、ほれる、とぼける、ぼけるの意

37 二十四節気のひとつである処暑は、暑さがおちつくという意味で、太陽暦で8月23日頃

38 パートナーのいない、一人寝の寂しい寝室を空閨という。ちなみに閨は訓読みで「ねや」(「寝屋」とも書く)

40 酒や醤油などを口の狭い瓶などに入れるときに使うステンレスやアルマイトでできた器具は漏斗(じょうご)と言うことが多いが、同じ形状でも理科で使うガラス製のものは普通、漏斗という

41 墳墓とは、死者を埋葬した構造物の総称、墓。ちなみに墳墓の「墳」は土を盛り上げた墓、「墓」は土を盛り上げない平らな墓のこと

42 適切に 措置しましたと いうけれど お前にとっての 適切だろが

43 紆余とは、うねり曲がるの意。紆余曲折とは、曲がりくねること、また事情が込み入っていていろいろ変化すること。紆余には、うねり曲がるの意のほかに、ゆとりがあり伸び伸びしているの意もある

45 木偶とは木彫りの人形のこと

ヨコのカギ

1 会長側につくのか社長を支持するのか旗幟を鮮明にしろ言われたが、どっちに転んでもな……仲直りしてくれないかな

3 謝辞とは、感謝の言葉、また、お詫びの言葉

6 ヒガンバナ科の浜木綿は、多数の白い花を放射状につける。ヒントになるかどうか知らないが、長い葉が万年青に似ていることから別名を浜万年青という

10 余波。「なごり」とも読みますが、普通の読み方のほうで

11 亀手とはカメノテみたいな手ではなく、亀甲模様のようにひびの切れた手のこと

12 通常、板屋根には薄い板を用いるが、法隆寺金堂の裳階(もこし)の板屋根は、1~3センチの厚い板を互い違いに重ねる大和葺きと呼ばれる工法で作られている

13 和裁では、縫い目が一直線になり、また裏と表の目が均等になるように手縫いする技術が基本で、これを運針や並縫いといいます

15 江戸時代、魚河岸と芝居町、吉原を擁する日本橋は川柳で「一日に 三千両の 落ちどころ」と読まれるほど栄えていた

17 両足を前に投げ出して座ることを箕踞とか、箕座という。これは、穀類をあおってゴミを取り除くのに用いる農具の箕(どじょうすくいで使うザルみたいなものといったほうがわかりやすいか)が、両足を広げて前に投げ出した形に似ていることから

18 夫婦関係が破綻している場合、離婚してしまえば法律的なつながりはなくなるが、親子関係が破綻した場合でも、法的に親子の縁を切ることはできない

19 君のため 縦え(縦令/仮令)火の中 水の中 ぐらいの気持ち 持てたらいいのに

22 一言居士は、「一言抉る」という表現を、戒名などでおなじみの「居士」の語呂合わせで人名になぞらえたもの。『精選版 日本国語大辞典』(小学館)によると、1930年に刊行された「新時代用語辞典」に載っているらしい。たぶん、『時勢に後れぬ 新時代用語辞典』(長岡規矩雄・著/磯部甲陽堂/昭和5年)。1995年に大空社から「近代用語の辞典集成」(全41巻・別巻解説書1)の1冊として復刻されている

25 「を射る」は、要点を的確に捉えるの意。「当を得る」は、道理にかなうの意

26 スコップと ツルハシで広げた 開墾地 1年ほっとくと 笹の根だらけ

28 ニキビの跡が色素沈着したからといって慌てず、沈着に対処しましょう

30 異図とは、謀反の企て、裏切りの心

31 綽綽とは、ゆったりとして焦らないさま。「綽然」「綽綽然」も同じ意味

33 日本では海鼠を酢の物などにして生食しますが、中国ではいったん干し海鼠にしてから水で戻して加熱調理するのが一般的です

35 ただれることを意味する糜爛の「糜」は、ただれるの他に、粥、つぶれた米粒の意味を持ち、薄い粥や、胃の中で粥状になった食物を糜粥という

36 高い技術を持つ日本の石工たちは、イースター島のモアイ像やアンコールワットなどの修復に携わっている

39 禅宗の法会で僧が、定められた席順を守らず勝手に座席につくことを胡乱座という

41 “玉(ぎょく)”“鉄砲” “ツメ”“ムラサキ”と 符牒(符丁/符帳)を使い 回転寿司で 通ぶってみる

42 蒼昊とは、青空、天のこと。「昊」は、天や大空、大きいさま、盛んなさまを意味し、人名としては「あきら」や「ひろし」「そら」「ひろ」「とお」などの読みがある

44 漆工芸には、漆で描いた絵に金粉や銀粉、色粉(いろふん)を蒔き付ける蒔絵、夜光貝やあわび貝から切り出した光る細片を漆が乾かないうちに貼りつける螺鈿のほか、沈金(ちんきん)や平文(ひょうもん)・平脱(へいだつ)、漆絵、彫漆(ちょうしつ)など様々な装飾技法がある

46 Yahoo!知恵袋 質問:時化が続けば、お肉屋さんは儲かりますか? 回答:お肉屋さんがどうなるかわかりませんが、少なくとも漁師さんは困ります

47 「一寸 matte kudasai …」「一寸振り向いてみただけの…」「一寸一寸一寸」「一寸まって一寸まってお兄さん」

48 大島優子、百田夏菜子、彦摩呂に共通するチャームポイントは靨(笑窪)

49 夜寝ること、また夜の眠りを夜寝という

正   解
タテの正解

1 強記(彊記)/きょうきとは、記憶力がいいこと、また、よく記憶すること。用例:博覧強記(はくらんきょうき)⇒幅広くいろんな書物を読み、よく記憶していること

2 半期の半分が四半期/しはんき。日本では一般的に、4月~6月が第1四半期で7月~9月が第2四半期、10月~12月が第3四半期。1月~3月が第4四半期

3 至近/しきんとは、非常に距離が近いこと

4 16歳のときに高校を中退した車寅次郎は家を出て、香具師/やしとなった

5 基本的に絨毯/じゅうたんは空を飛びません

6 昔の胚芽/はいが米はヌカ臭くて評判がいまいちだったが、今の胚芽米は胚芽を残しつつ白米みたいに精米してあって美味しい

7 フットボールアワーの後藤輝基は股下/またしたが短いがギターがうまい

8 湯屋/ゆやには、銭湯という意味もあるし、寺社に参籠(さんろう:祈願するために寺社にこもること)するときに斎戒沐浴(さいかいもくよく)するための建物の意味もある(この場合は「斎屋」とも書く)

9 花を栽培するのに畝(畦)/うねを作る必要はないが、野菜を作るなら、たとえそれが家庭菜園でも立(うねた)てをしたほうが何かと好都合だ

14 かつて富士山では、強力(ごうりき)が背負子/しょいこ(キャリーボーン)に自分の体重の2倍以上の重さの荷物をくくりつけて山小屋に運び上げていたが、今ではブルドーザーで荷揚げしている。これは、他の山と違って富士山が規則正しい地形をしており、ブル道(ブルドーザー専用道)が整備しやすかったため

16 子曰(しいわく)「温故而知新 可以為師矣」⇒温故知新/おんこちしん。「温故而知新 可以為師矣」の書き下し文は、「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る、以(も)って師と為(な)るべし」が一般的(たぶん)。ほかに「温ねて」を「温(あたた)めて」、「知る」を「知らば」、「師と為るべし」を「師為(た)るべし」などいくつかのバリエーションがある

18 禿げ茶瓶/はげちゃびん 毛が生えてたら 洗うのが 面倒だから 禿げでよかろう

20 海を見ると磯辺で白波が騒ぎ、岸際にまで迫った松原に建つ苫屋/とまやからは白い煙がたなびいている。この粗末な苫屋で、私は育ったのだ

21 会得/えとくとは、意味を十分に理解して自分のものとすること。体得(たいとく)とは、体験を通して会得すること

23 沈思/ちんしする ヘボ見てみんなが こう思う 「下手(へた)の考え 休むに似たり」

24 合戦(かっせん)のときに兵士が駐屯(ちゅうとん)する営舎や、平安時代に宮中を警固する衛士(えじ)の詰所、また、城を持たない小大名や旗本の居所(きょしょ)、郡代や代官の居所を陣屋/じんやという

26 相撲の捻(ひね)り手で、相手の片腕を抱えて捻る技は腕/かいな捻り、相手の胸に頭をつけて捻り倒す技は「~ひねり」ではなく頭捻(ずぶね)りという

27 暇(遑)/いとま乞(ご)い してるも あらばこそ 枚挙(まいきょ)にが ないルルラララ

29 「出張先でのことは逐一/ちくいち、メールで報告するように」「いちいち報告するんですか?」「いちいちって君……」

32 昔:蔵浚え/くらざらえのチラシ/今:クリアランスセールのフライヤー

34 恍惚/こうこつの「恍」は、うっとりしているさま、また、はっきりと見分けがたいさま。「惚」は、うっとりする、ほのか、ほれる、とぼける、ぼけるの意

37 二十四節気のひとつである処暑/しょしょは、暑さがおちつくという意味で、太陽暦で8月23日頃

38 パートナーのいない、一人寝の寂しい寝室を空閨/くうけいという。ちなみに閨は訓読みで「ねや」(「寝屋」とも書く)

40 酒や醤油などを口の狭い瓶などに入れるときに使うステンレスやアルマイトでできた器具は漏斗(じょうご)と言うことが多いが、同じ形状でも理科で使うガラス製のものは普通、漏斗/ろうとという

41 墳墓/ふんぼとは、死者を埋葬した構造物の総称、墓。ちなみに墳墓の「墳」は土を盛り上げた墓、「墓」は土を盛り上げない平らな墓のこと

42 適切に 措置/そちしましたと いうけれど お前にとっての 適切だろが

43 紆余/うよとは、うねり曲がるの意。紆余曲折(うよきょくせつ)とは、曲がりくねること、また事情が込み入っていていろいろ変化すること。紆余には、うねり曲がるの意のほかに、ゆとりがあり伸び伸びしているの意もある

45 木偶/でくとは木彫りの人形のこと

ヨコの正解

1 会長側につくのか社長を支持するのか旗幟/きしを鮮明にしろ言われたが、どっちに転んでもな……仲直りしてくれないかな

3 謝辞/しゃじとは、感謝の言葉、また、お詫びの言葉

6 ヒガンバナ科の浜木綿/はまゆうは、多数の白い花を放射状につける。ヒントになるかどうか知らないが、長い葉が万年青(おもと)に似ていることから別名を浜万年青(はまおもと)という

10 余波/よは。「なごり」とも読みますが、普通の読み方のほうで

11 亀手/きしゅとはカメノテみたいな手ではなく、亀甲模様のようにひびの切れた手のこと

12 通常、板屋根/いたやねには薄い板を用いるが、法隆寺金堂(こんどう)の裳階(もこし※)の板屋根は、1~3センチの厚い板を互い違いに重ねる大和葺(ぶ)きと呼ばれる工法で作られている ※別名、「雨打(雪打)」と書いて「ゆた」

13 和裁では、縫い目が一直線になり、また裏と表の目が均等になるように手縫いする技術が基本で、これを運針/うんしんや並縫(なみぬ)いといいます

15 江戸時代、魚河岸/うおがしと芝居町(しばいまち※)、吉原を擁する日本橋は川柳で「一日に 三千両の 落ちどころ」と読まれるほど栄えていた。ちなみに早朝は魚河岸で千両が動き、昼(朝から夕方)は芝居の経済効果が千両で、夜は吉原で千両ねちょねちょ ※歌舞伎などの芝居小屋や飲食店、興行関係者などの住居があった、今でいう日本橋人形町あたり

17 両足を前に投げ出して座ることを箕踞/ききょとか、箕座(きざ)という。これは、穀類をあおってゴミを取り除くのに用いる農具の(どじょうすくいで使うザルみたいなものといったほうがわかりやすいか)が、人が両足を広げて前に投げ出した形に似ていることから

18 夫婦関係が破綻/はたんしている場合、離婚してしまえば法律的なつながりはなくなるが、親子関係が破綻した場合でも、法的に親子の縁を切ることはできない

19 君のため 縦え(縦令/仮令)/たとえ火の中 水の中 ぐらいの気持ち 持てたらいいのに

22 一言居士/いちげんこじは、「一言抉(こじ)る※」という表現を、戒名などでおなじみの「居士」の語呂合わせで人名になぞらえたもの。『精選版 日本国語大辞典』(小学館)によると、1930年に刊行された「新時代用語辞典」に載っているらしい。たぶん、『時勢に後れぬ 新時代用語辞典』(長岡規矩雄・著/磯部甲陽堂/昭和5年)。1995年に大空社から「近代用語の辞典集成」(全41巻・別巻解説書1)の1冊として復刻されている ※「抉る」は、すき間に何かを差し込んでねじるとか、屈服させようとするとか、ひねくれた言い方をするとか、「こじつける」の意

25 「的/まとを射る」は、要点を的確に捉えるの意。「当を得る」は、道理にかなうの意

26 スコップと ツルハシで広げた 開墾地/かいこんち 1年ほっとくと 笹の根だらけ

28 ニキビの跡が色素沈着したからといって慌(あわ)てず、沈着/ちんちゃくに対処しましょう

30 異図/いととは、謀反(むほん)の企(くわだ)て、裏切りの心

31 綽綽/しゃくしゃくとは、ゆったりとして焦らないさま。「綽然(しゃくぜん)」「綽綽然(しゃくしゃくぜん)」も同じ意味

33 日本では海鼠/なまこを酢の物などにして生食(なましょく)しますが、中国ではいったん干し海鼠(ほしなまこ)にしてから水で戻して加熱調理するのが一般的です

35 ただれることを意味する糜爛/びらんの「糜」は、ただれるの他に、粥(かゆ)、つぶれた米粒の意味を持ち、薄い粥や、胃の中で粥状になった食物を糜粥(びじゅく)という

36 高い技術を持つ日本の石工/いしくたちは、イースター島のモアイ像やアンコールワットなどの修復に携(たずさ)わっている

39 禅宗の法会(ほうえ)で僧が、定められた席順を守らず勝手に座席につくことを胡乱座/うろんざという

41 “玉(ぎょく)”“鉄砲” “ツメ”“ムラサキ”と 符牒(符丁/符帳)/ふちょうを使い 回転寿司で 通ぶってみる

42 蒼昊/そうこうとは、青空、天のこと。「昊」は、天や大空、大きいさま、盛んなさまを意味し、人名としては「あきら」や「ひろし」「そら」「ひろ」「とお」などの読みがある

44 漆工芸には、漆で描いた絵に金粉や銀粉、色粉(いろふん)を蒔(ま)き付ける蒔絵(まきえ)、夜光貝(やこうがい)やあわび貝から切り出した光る細片を漆が乾かないうちに貼りつける螺鈿/らでんのほか、沈金(ちんきん)や平文(ひょうもん)・平脱(へいだつ)、漆絵、彫漆(ちょうしつ)など様々な装飾技法がある

46 Yahoo!知恵袋 質問:時化/しけが続けば、お肉屋さんは儲(もう)かりますか? 回答:お肉屋さんがどうなるかわかりませんが、少なくとも漁師さんは困ります

47 「一寸/ちょっと matte kudasai …」「一寸振り向いてみただけの…」「一寸一寸一寸」「一寸まって一寸まってお兄さん」

48 大島優子、百田夏菜子、彦摩呂に共通するチャームポイントは靨(笑窪)/えくぼ

49 夜寝ること、また夜の眠りを夜寝/よいという

2015年6月4日木曜日

11×11難読漢字クロスワードパズル004

1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12
13 14 15 16
17 18 19 20
21 22 23
24 25 26 27 28
29 30 31
32 33 34 35
36 37 38 39 40
41 42 43 44
45 46 47

タテのカギ

1 汗疹(汗疣)を難しく言うと汗貯留症候群

2 津々浦々の「津」は船着き場、「浦」は入り江の意

3 解脱幢相=無垢衣=袈裟

4 字訓とは、漢字の日本読みのこと。たとえば漢字の「海」の日本語の意味である「うみ」が、読みも「うみ」になるといったパターンのもの

5 大勢の 前で劇的 プロポーズ サプライズてか 騙まし討ちじゃね?

6 花客とは花見の客、また得意客のこと

7 地中に穴を掘って進み、地上では走り、泳ぎも達者で空も飛べるマルチな昆虫、それが螻蛄

8 熱燗を 英語でいうと hot sake

9 出府とは、地方から都市に出ること。江戸時代には、武家が江戸に出ること

11 衣偏に擧と書いて襷(手繦とも書く)。旁(つくり)の擧は挙の旧字

15 脂下がりとは、「脂下がる」の名詞形。もともとは、雁首を口より高く上げて煙管を咥えること、転じて高慢な態度や気取った態度のことを言ったが、現在ではおもに、女性に囲まれた男性が得意になってニヤニヤしているさまをいう

18 平安時代の寝殿造の建物には、普段は風雨や日光を遮っていて、外側に跳ね上げると風や光を取り入れられる窓の原型のようなものがあった。これを蔀といい、絵巻物などで見られるものは美しい格子状になっているが、格子は付けずにただ板を張り付けただけの板蔀というものもある

20 剔出とは、ほじくり出すこと、暴き出すこと

21 君のこと 永久(常)に愛すと 言われたが そいつの永久は 3、4か月

22 棒切れを 振り振り歩く 田圃道 犬の糞など 突っついてみる

23 や鴨のヒナは、生まれてすぐ歩くことができる

25 とは、供え物の食べ物、また、すぐ食べられるように膳に用意された食事

27 有望株の英訳は、文字通り株を意味する場合は「hopeful stock/promising strain」となり、人材の場合は「most promising~(最も有望な~)」と表現する

28 「に爪あり爪に爪なし」「聡子は耳偏にハム心の子」

30 和の結婚式につきものの角隠しは白無垢にも色打掛にも合わせることができるが、綿帽子は白無垢の場合のみ

32 お椀に投げ入れられた蕎麦を只管(一向)たべる、わんこそば大会   

33 崖や急斜面の下の、堆積物でできた半円錐形の地形を崖錐という

35 火を見たい けどマンションじゃ 無理だから 雪夜にペチカ 風(ふう)の照明

37 私見とは、自分一人の意見、また自分の意見を謙遜して言う語

38 押し鮨の飯鮨ではなく、魚や野菜とご飯をまぜて発酵させた熟れ鮨のほうの飯鮨の読み

40 分祀(分祠)とは、本社と同じ祭神を、別に神社を設けて祀ること。たとえば出雲大社の場合は、六本木の出雲大社東京分祠など、日本各地に分祠・分院がある

42 食う虫も好き好き。食う虫は辛きを知らず。人の好みはさまざま。There is no accounting tastes. Different strokes for different folk

44 「薔薇」や「檸檬」、「」が書けるのは、小さい子供が山手線の駅名を全部言えるのと同じで、けっこうなことです

ヨコのカギ

1 試合開始早々の反則負けという呆気ない幕切れに、ただ口を開け呆気にとられる観客

4  耳朶とは、耳朶(みみたぶ)、また耳のこと。耳朶に触れるとは、耳に入ること、聞こえること

6 有名観光スポットを駆け足で巡ると半日で楽しめる盛岡

10 笑いの世界での生き残りをかけて、切磋琢磨し合う狩野英孝と小島よしお

12 空梅雨といえば、太平洋高気圧の発達が例年より早いとか、梅雨前線の活動が弱いのがおもな原因だったが、最近では、地球温暖化⇒いろいろあって⇒偏西風の大蛇行⇒梅雨前線が北上できない、というパターンも加わっている

13 を啓くと書いて啓蒙

14 寸借とは、お金を少額、またちょっとの間借りること。寸借詐欺とは、ちょっとの間だけ借りるといって返さないことだが、最近では、少額を借りて返さないことを言うケースが多い

16 低料金且つメニューも豊富なカラオケ店で、歌い且つ飲む

17 『論語』『孟子』『中庸』『大学』を四書、『詩経』『書経』『易経』『春秋』『礼記』を五経と称する

19 海胆(海栗)は、塩を加えてペースト状にすると雲丹と表記することが多い。日本三大珍味のひとつがこの雲丹で、もともとは越前(福井)の特産品

20 天賦とは、天に与えられた生まれつきの資質のこと。運否天賦とは、運を天に任せること

21 淘汰とは、不要な物を取り除くこと、適していない者を排除すること。生物学では、環境に適応できる生物が生き残り、そうでない生物が滅びる現象をいう

22 高橋英樹演ずる桃太郎侍の見事な太刀捌き

24 草鞋銭とは、草鞋を買うほどの金、転じてわずかな旅費のこと

26 1995年、日本人投手として初めて大リーグのオールスター戦出場を果たし、マウンドに向かう野茂英雄の顔には含羞の色が浮かんでいた。平たく言うと、はにかんでいた

29 「蜻蛉釣今日は何処まで行ったやら」の句は加賀野千代女(1703~1775年)が子供を亡くしたときに詠んだみたいなことが『俳家奇人談※』(1816年/竹内玄玄一・著)に書かれてあるが、実は、彼女のネームバリューに乗っかった他人の作だとか ※『俳家奇人談・続俳家奇人談』は岩波文庫で読めます

31 邑里とは、村里、村落のこと

32 妬み、嫉み、僻みをバネに栄光への架橋をのぼる山里亮太

34 50年前、盛岡のはずれでは、を着たお爺さんが馬を引く光景がまだ見られた

35 湯ぶねは、湯壺とも言います

36 は~ぁ。あ、今ため息をついたけど、別に他意はないからお気になさらずに

37 人が亡くなって一年後の命日が一周忌。亡くなった年を一回と数えるので、二年後(一周忌の翌年)の命日が三回忌で六年後の命日が七回忌

39 初心(初)なところのある熟女、それが光浦靖子

41 囲炉裏のそばで100年、200年と燻されて赤黒くなった煤竹は、日本建築や美術工芸、高級耳かきには欠かせない素材

43 葛羊羹というと夏の和菓子というイメージがあるが、昔の人にとっては、切り山椒と一緒に食べる、正月恒例のお菓子だったらしい

45 雷電とは、雷が鳴り稲妻が光ること。雷電ドロップは、サンダー杉山の必殺技

46 新川優愛のすらりとした四肢は、事務や力仕事ではなく、人に見られる仕事に向いている

47 「潰しが効く」とは、金属製品を溶かして地金にすることを「潰し」ということから、今の仕事をやめても他の仕事でも能力を発揮できるという意味

正   解
タテの正解

1 汗疹(汗疣)/あせもを難しく言うと汗貯留症候群(かんちょりゅうしょうこうぐん)

2 津々浦々/つつうらうらの「津」は船着き場、「浦」は入り江の意

3 解脱幢相(げだつどうそう)=無垢衣(むくえ)=袈裟/けさ

4 字訓/じくんとは、漢字の日本読みのこと。たとえば漢字の「海」の日本語の意味である「うみ」が、読みも「うみ」になるといったパターンのもの

5 大勢の 前で劇的 プロポーズ サプライズてか 騙まし討ち/だましうちじゃね?

6 花客/かかくとは花見の客、また得意客のこと

7 地中に穴を掘って進み、地上では走り、泳ぎも達者で空も飛べるマルチな昆虫、それが螻蛄/けら

8 熱燗/あつかんを 英語でいうと hot sake

9 出府/しゅっぷとは、地方から都市に出ること。江戸時代には、武家が江戸に出ること

11 衣偏に擧と書いて襷/たすき(手繦とも書く)。旁(つくり)の擧は挙の旧字

15 脂下がり/やにさがりとは、「脂下がる」の名詞形。もともとは、雁首(がんくび)を口より高く上げて煙管(きせる)を咥(くわ)えること、転じて高慢な態度や気取った態度のことを言ったが、現在ではおもに、女性に囲まれた男性が得意になってニヤニヤしているさまをいう

18 平安時代の寝殿造の建物には、普段は風雨や日光を遮っていて、外側に跳ね上げると風や光を取り入れられる窓の原型のようなものがあった。これを蔀(しとみ)といい、絵巻物などで見られるものは美しい格子状になっているが、格子は付けずにただ板を張り付けただけの板蔀/いたじとみというものもある

20 剔出/てきしゅつとは、ほじくり出すこと、暴き出すこと

21 君のこと 永久(常)/とわに愛すと 言われたが そいつの永久は 3、4か月

22 棒切れを 振り振り歩く 田圃道/たんぼみち 犬の糞など 突っついてみる

23 鷭/ばんや鴨のヒナは、生まれてすぐ歩くことができる

25 饌/せんとは、供え物の食べ物、また、すぐ食べられるように膳に用意された食事

27 有望株/ゆうぼうかぶの英訳は、文字通り株を意味する場合は「hopeful stock/promising strain」となり、人材の場合は「most promising~(最も有望な~)」と表現する

28 「瓜/うりに爪あり爪に爪なし」「聡子は耳偏にハム心の子」

30 和の結婚式につきものの角隠し/つのかくしは白無垢(しろむく)にも色打掛にも合わせることができるが、綿帽子(わたぼうし)は白無垢の場合のみ

32 お椀に投げ入れられた蕎麦を只管(一向)/ひたすらたべる、わんこそば大会   

33 崖や急斜面の下の、堆積物でできた半円錐形の地形を崖錐/がいすいという

35 火を見たい けどマンションじゃ 無理だから 雪夜/ゆきよにペチカ 風(ふう)の照明

37 私見とは、自分一人の意見、また自分の意見を謙遜して言う語

38 押し鮨の飯鮨(いいずし)ではなく、魚や野菜とご飯をまぜて発酵させた熟(な)れ鮨のほうの飯鮨/いずしの読み

40 分祀(分祠)/ぶんしとは、本社と同じ祭神を、別に神社を設けて祀ること。たとえば出雲大社の場合は、六本木の出雲大社東京分祠など、日本各地に分祠・分院がある

42 蓼/たで食う虫も好き好き。食う虫は辛きを知らず。人の好みはさまざま。There is no accounting tastes. Different strokes for different folk

44 「薔薇(ばら)」や「檸檬(れもん)」、「鬱/うつ」が書けるのは、小さい子供が山手線の駅名を全部言えるのと同じで、けっこうなことです

ヨコの正解

1 試合開始早々の反則負けという呆気/あっけない幕切れに、ただ口を開け呆気にとられる観客

4  耳朶/じだとは、耳朶(みみたぶ)、また耳のこと。耳朶に触れるとは、耳に入ること、聞こえること

6 有名観光スポットを駆け足/かけあしで巡ると半日で楽しめる盛岡

10 笑いの世界での生き残りをかけて、切磋琢磨/せっさたくまし合う狩野英孝と小島よしお

12 空梅雨/からつゆといえば、太平洋高気圧の発達が例年より早いとか、梅雨前線の活動が弱いのがおもな原因だったが、最近では、地球温暖化⇒いろいろあって⇒偏西風の大蛇行⇒梅雨前線が北上できない、というパターンも加わっている

13 蒙/もうを啓(ひら)くと書いて啓蒙(けいもう)

14 寸借/すんしゃくとは、お金を少額、またちょっとの間借りること。寸借詐欺とは、ちょっとの間だけ借りるといって返さないことだが、最近では、少額を借りて返さないことを言うケースが多い

16 低料金且つ/かつメニューも豊富なカラオケ店で、歌い且つ飲む

17 『論語』『孟子』『中庸』『大学』を四書、『詩経』『書経』『易経(えききょう)』『春秋』『礼記/らいき』を五経と称する

19 海胆(海栗)/うには、塩を加えてペースト状にすると雲丹と表記することが多い。日本三大珍味のひとつがこの雲丹で、もともとは越前(福井)の特産品

20 天賦/てんぷとは、天に与えられた生まれつきの資質のこと。運否天賦(うんぷてんぷ)とは、運を天に任せること

21 淘汰/とうたとは、不要な物を取り除くこと、適していない者を排除すること。生物学では、環境に適応できる生物が生き残り、そうでない生物が滅びる現象をいう

22 高橋英樹演ずる桃太郎侍の見事な太刀捌き/たちさばき

24 草鞋銭/わらじせんとは、草鞋を買うほどの金、転じてわずかな旅費のこと

26 1995年、日本人投手として初めて大リーグのオールスター戦出場を果たし、マウンドに向かう野茂英雄の顔には含羞/がんしゅうの色が浮かんでいた。平たく言うと、はにかんでいた

29 「蜻蛉釣/とんぼつり今日は何処(どこ)まで行ったやら」の句は加賀野千代女(かがのちよじょ/1703~1775年)が子供を亡くしたときに詠んだみたいなことが『俳家奇人談※』(1816年/竹内玄玄一(げんげんいち)・著)に書かれてあるが、実は、彼女のネームバリューに乗っかった他人の作だとか ※『俳家奇人談・続俳家奇人談』は岩波文庫で読めます

31 邑里/ゆうりとは、村里、村落のこと

32 妬(ねた)み、嫉(そね)み、僻み/ひがみをバネに栄光への架橋をのぼる山里亮太

34 50年前、盛岡のはずれでは、蓑/みのを着たお爺さんが馬を引く光景がまだ見られた

35 湯ぶねは、湯壺/ゆつぼとも言います

36 は~ぁ。あ、今ため息をついたけど、別に他意/たいはないからお気になさらずに

37 人が亡くなって一年後の命日が一周忌。亡くなった年を一回と数えるので、二年後(一周忌の翌年)の命日が三回忌で六年後の命日が七回忌/しちかいき

39 初心(初)/うぶなところのある熟女、それが光浦靖子

41 囲炉裏(いろり)のそばで100年、200年と燻(いぶ)されて赤黒くなった煤竹/すすたけは、日本建築や美術工芸、高級耳かきには欠かせない素材

43 葛羊羹/くずようかんというと夏の和菓子というイメージがあるが、昔の人にとっては、切り山椒と一緒に食べる、正月恒例のお菓子だったらしい

45 雷電/らいでんとは、雷が鳴り稲妻が光ること。雷電ドロップは、サンダー杉山の必殺技

46 新川優愛のすらりとした四肢/ししは、事務や力仕事ではなく、人に見られる仕事に向いている

47 「潰し/つぶしが効く」とは、金属製品を溶かして地金(じがね)にすることを「潰し」ということから、今の仕事をやめても他の仕事でも能力を発揮できるという意味