タテのカギ
1 椎樫は、椎のような樫ではなく、椎の別名
2 ウエスト部分が少しくびれた普通の繭と違い、2匹かそれ以上の蚕が一緒になって作ったくびれのない大きな繭を玉繭という。また、繭の美称としても玉繭という
3 上から地面に振り下ろして土を耕す鍬は、家庭菜園でもお馴染みの農具。対して、手前から地面に押し込んでスコップのように土を掘り起こす鋤は、まず目にすることはない。スコップのほうが使いやすいわけだから
4 小石がたくさん混じった土を礫土という
5 200万…… 曰く付きでも しょうがない! 相場はというと 230前後
6 検非違使は平安時代初期の816年頃に設置された令外の官で、京都の犯罪や風俗の取り締まりなど警察業務を担当した。その後、訴訟や裁判などの権限、さらには他の官庁の職掌をも握る強大な組織となった
7 対になっているものといったら、鯱、阿吽、夫婦茶碗、ペアルックetc.
8 食欲や 性欲の中枢の 視床下部 脳の0.3%(※) ※脳全体の体積の0.3%で、重さは5gほど
9 臼で穀物を搗く女を舂女という。「舂」は、「三人の日」と書く「春」ではなく、「三人の臼」
11 野鶏頭 英語じゃ「銀の 鶏冠※1」の意 学名は「燃える 銀白色※2」 ※1) silver cocks comb。辞書によってはfeather cockscombやwild cockscombを「野鶏頭」としている ※2) celosia argentea (「celosia」は「燃える~」、「argentea」は「銀」の意)
15 日本に在留する外国人の皆さんへ、2012年7月に外国人登録制度は廃止され、新しい在留管理制度が導入されました。この制度の対象者には、顔写真が貼付された在留カードが交付されます
18 「兎走烏飛」と「烏飛兎走」、また、「烏兎怱怱」はいずれも月日が早く過ぎることのたとえ。月に兎がいるという伝説から「兎」は「月」、太陽には三本足の烏がいるという伝説から「烏」は「日」の意。この「月日」が、飛ぶように走るように過ぎ去るということ。烏兎怱怱の「怱怱」は、慌ただしいさま
20 「横顔」は、端正だったり憂いを含んでいたりするが、「横っ面」は常にひっぱたかれる
22 四死球とは、野球の四球と死球をまとめて言い表した言葉。ちなみに通算本塁打868本の世界記録を持つ王貞治の通算四球は2390個、通算死球が114個。ピンとこない
24 年を取り 親兄弟や 親戚の 伝手は頼れず ワンルーム買う
25 転ばぬ先の杖は、右足が弱い人は左手、左足が弱い人は右手で持つのが基本
26 「ごめんください、NHKの受信料の集金なんですが」「こんな山の中まで来るんですか」「山の中でもテレビ映りますよね?」「テレビなんか見ませんよ、私は隠遁者なのだし、ほら西行とか鴨長明とかね」「ごめんなさい、ちょと何言ってっかわかんないす」
28 黄鶺鴒 背黒鶺鴒 白鶺鴒 雀の仲間の 人懐こい鳥
31 横笛。「よこぶえ」でも「おうてき」でもない読み方で。この読み方は、「おうてき」という読みが「王敵」に通じるのを嫌ったことから
33 食餌とは、要は食べ物のこと。「食餌療法」や「食餌制限」など、食べ物を人間やペットなどの健康維持や治療のために摂取するものとして考えるときにこの表現を用いることが多い
35 雌日芝はイネ科の草で、細長い花穂がいくつかに枝分かれするのが特徴。野菜作りをしている人にとっては、草刈りしても残った株からまた生えてくるなかなかやっかいな雑草
36 「消毒用エタノールは、無水エタノールを水で薄めたもの」と表現するより、「消毒用エタノールは、C2H5HOをH2Oで80%前後に稀釈(希釈)したもの」といったほうが消毒の効き目がありそうに感じる
37 海市は、蜃気楼の異称
39 色香など とうの昔に 褪せましたよと 嘆く色香に 惑わされ
42 四方とは、あたり一帯、いたるところの意。用例:四方の嵐⇒あたりに吹く嵐、転じて、世間の風当たり
44 政治家と 大マスコミと 無辜の民 せめてグーチョキ パーみたいなら
ヨコのカギ
1 「支度(仕度)した? どうするの行くの? 行かないの?」 気が急くのなら お一人でどうぞ
4 灵。大ヒント、「霊」の俗字です。ヒントというか、ほぼ、答え?
6 欠失(闕失)とは、不可欠な物事を欠くこと
10 本人が 今際の際に 「ご臨終 です」と言ったら 受けるだろうか
12 偉そうに そう言うお前の 美意識は お前自身を 許しているんだ
13 蝦蟇仙人、四六の蝦蟇、蝦蟇の油、蝦蟇口、蝦蟇口夜鷹
14 もともと熱帯~亜熱帯の海に生息していた豹紋蛸が近年、神奈川や千葉の海でもたびたび目撃されている。体長10センチほどの小さな蛸だが、河豚でお馴染みのテトロドトキシンという、解毒剤のない毒をもっているので要注意
16 ライトアップされた夜桜は夜目にも鮮やかで、夜目が利かない人でも楽しめる
17 拾遺とは、採用されても不思議じゃないのに漏れてしまったものを拾うこと。例:『拾遺和歌集』(平安中期の1005~1007年頃の成立)
19 追従。「あとに付き従う」というより、おもに「人にこびへつらう」という意味で使うときの読み。用例:追従笑い⇒相手の機嫌を取るように笑うこと、また、そのような笑い
21 一頻り 説教したかと 思ったら 今度は泣いて 誉めだす三村(※) ※さまぁ~ずの三村マサカズさんです
23 「才能が 枯渇した」とか 年取って 言われるのって 理想的じゃない?
25 追討使とは、賊などを征伐するために朝廷から派遣される使いのこと
27 投げれるが 人に当たれば 砕け散る くらいの固さが 良い雪礫
29 偃鼠というのは、要は土竜のことです。用例:偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず⇒土竜がいくら黄河の水を飲んだとて、満腹になったらそれ以上飲めない。つまり、人は欲深くならず、自分の分に満足しているのがよいということ
30 教説とは、哲学や思想などの学説のこと
32 改革は せずに現行を 踏襲し 「次の世代に 託す」じゃ遅い
34 冬の夜、函館山山頂展望台から見る街の煌めきは素晴らしい。なお、足元が滑りやすくなっておりますのでお気を付けください
37 燻った烏賊に、温めの燗
38 上品な食卓に置かれた上品な楊枝入れ。その楊枝で上品に歯をせせる
40 皮脂には肌を保護する役目があるので、石鹸をつけ垢すりでゴシゴシ洗うのはいかがなものかと
41 「東芝から委嘱された調査範囲は全力で調査した」と上田委員長
43 鎧武者が登場する祭りが、全国各地で開催されており、一般参加者を募集しているところもけっこうある
45 昔の杓文字は竹製や木製が当たり前だったが、今では白い合成樹脂製で表面がぶつぶつのタイプが一般的
46 むし歯によって歯にあいた穴を、歯医者さんは齲窩といいます
47 荷物などが崩れないように紐やベルトなどで固く縛ることを固縛という
1 椎樫/しいがしは、椎のような樫ではなく、椎の別名
2 ウエスト部分が少しくびれた普通の繭と違い、2匹かそれ以上の蚕(かいこ)が一緒になって作ったくびれのない大きな繭を玉繭/たままゆという。また、繭の美称としても玉繭という
3 上から地面に振り下ろして土を耕す鍬/くわは、家庭菜園でもお馴染(なじ)みの農具。対して、手前から地面に押し込んでスコップのように土を掘り起こす鋤(すき)は、まず目にすることはない。スコップのほうが使いやすいわけだから
4 小石がたくさん混じった土を礫土/れきどという
5 200万…… 曰く付き/いわくつきでも しょうがない! 相場はというと 230前後
6 検非違使/けびいしは平安時代初期の816年頃に設置された令外(りょうげ)の官で、京都の犯罪や風俗の取り締まりなど警察業務を担当した。その後、訴訟や裁判などの権限、さらには他の官庁の職掌をも握る強大な組織となった
7 対/ついになっているものといったら、鯱(しゃちほこ)、阿吽(あうん)、夫婦茶碗(めおとぢゃわん)、ペアルックetc.
8 食欲や 性欲の中枢の 視床下部/ししょうかぶ 脳の0.3%(※) ※脳全体の体積の0.3%で、重さは5gほど
9 臼(うす)で穀物(こくもつ)を搗(つ)く女を舂女/つきめという。「舂」は、「三人の日」と書く「春」ではなく、「三人の臼」
11 野鶏頭/のげいとう 英語じゃ「銀の 鶏冠※1(とさか)」の意 学名は「燃える 銀白色※2」 ※1) silver cocks comb。辞書によってはfeather cockscombやwild cockscombを「野鶏頭」としている ※2) celosia argentea (「celosia」は「燃える~」、「argentea」は「銀」の意)
15 日本に在留/ざいりゅうする外国人の皆さんへ、2012年7月に外国人登録制度は廃止され、新しい在留管理制度が導入されました。この制度の対象者には、顔写真が貼付(ちょうふ)された在留カードが交付されます
18 「兎走烏飛(とそううひ)」と「烏飛兎走/うひとそう」、また、「烏兎怱怱(うとそうそう)」はいずれも月日が早く過ぎることのたとえ。月に兎(うさぎ)がいるという伝説から「兎」は「月」、太陽には三本足の烏(からす)がいるという伝説から「烏」は「日」の意。この「月日」が、飛ぶように走るように過ぎ去るということ。烏兎怱怱の「怱怱」は、慌ただしいさま
20 「横顔」は、端正(たんせい)だったり憂(うれ)いを含んでいたりするが、「横っ面/よこっつら」は常にひっぱたかれる
22 四死球/ししきゅうとは、野球の四球と死球をまとめて言い表した言葉。ちなみに通算本塁打868本の世界記録を持つ王貞治の通算四球は2390個、通算死球が114個。ピンとこない
24 年を取り 親兄弟や 親戚の 伝手/つては頼れず ワンルーム買う
25 転ばぬ先の杖/つえは、右足が弱い人は左手、左足が弱い人は右手で持つのが基本
26 「ごめんください、NHKの受信料の集金なんですが」「こんな山の中まで来るんですか」「山の中でもテレビ映りますよね?」「テレビなんか見ませんよ、私は隠遁者/いんとんしゃなのだし、ほら西行(さいぎょう)とか鴨長明(かものちょうめい)とかね」「ごめんなさい、ちょと何言ってっかわかんないす」
28 黄鶺鴒/きせきれい 背黒鶺鴒(せぐろせきれい) 白鶺(はくせきれい)鴒 雀の仲間の 人懐(なつ)こい鳥
31 横笛/ようじょう。「よこぶえ」でも「おうてき」でもない読み方で。この読み方は、「おうてき」という読みが「王敵」に通じるのを嫌ったことから
33 食餌/しょくじとは、要は食べ物のこと。「食餌療法」や「食餌制限」など、食べ物を人間やペットなどの健康維持や治療のために摂取するものとして考えるときにこの表現を用いることが多い
35 雌日芝/めひしばはイネ科の草で、細長い花穂(かすい)がいくつかに枝分かれするのが特徴。野菜作りをしている人にとっては、草刈りしても残った株からまた生えてくるなかなかやっかいな雑草
36 「消毒用エタノールは、無水エタノールを水で薄めたもの」と表現するより、「消毒用エタノールは、C2H5HOをH2Oで80%前後に稀釈(希釈)/きしゃくしたもの」といったほうが消毒の効き目がありそうに感じる
37 海市/かいしは、蜃気楼(しんきろう)の異称
39 色香/いろかなど とうの昔に 褪(あ)せましたよと 嘆く色香に 惑わされ
42 四方/よもとは、あたり一帯、いたるところの意。用例:四方の嵐⇒あたりに吹く嵐、転じて、世間の風当(かぜあ)たり
44 政治家と 大マスコミと 無辜/むこの民 せめてグーチョキ パーみたいなら
1 「支度(仕度)/したくした? どうするの行くの? 行かないの?」 気が急くのなら お一人でどうぞ
4 灵/れい。大ヒント、「霊」の俗字です。ヒントというか、ほぼ、答え?
6 欠失(闕失)/けっしつとは、不可欠な物事を欠くこと
10 本人が 今際の際/いまわのきわに 「ご臨終 です」と言ったら 受けるだろうか
12 偉そうに そう言うお前の 美意識/びいしきは お前自身を 許しているんだ
13 蝦蟇/がま仙人、四六(しろく)の蝦蟇、蝦蟇の油、蝦蟇口(がまぐち)、蝦蟇口夜鷹(がまぐちよたか:大きな口を開けたときの森進一みたいな表情が妙に可愛い鳥です)
14 もともと熱帯~亜熱帯の海に生息していた豹紋蛸(ひょうもんだこ)が近年、神奈川や千葉の海でもたびたび目撃されている。体長10センチほどの小さな蛸だが、河豚(ふぐ)でお馴染みのテトロドトキシンという、解毒剤/げどくざいのない毒をもっているので要注意
16 ライトアップされた夜桜は夜目/よめにも鮮やかで、夜目が利かない人でも楽しめる
17 拾遺/しゅういとは、採用されても不思議じゃないのに漏れてしまったものを拾うこと。例:『拾遺和歌集』(平安中期の1005~1007年頃の成立)
19 追従/ついしょう。「あとに付き従う」というより、おもに「人にこびへつらう」という意味で使うときの読み。用例:追従笑い⇒相手の機嫌(きげん)を取るように笑うこと、また、そのような笑い
21 一頻り/ひとしきり 説教したかと 思ったら 今度は泣いて 誉(ほ)めだす三村(※) ※さまぁ~ずの三村マサカズさんです
23 「才能が 枯渇/こかつした」とか 年取って 言われるのって 理想的じゃない?
25 追討使/ついとうしとは、賊などを征伐するために朝廷から派遣される使いのこと
27 投げれるが 人に当たれば 砕(くだ)け散る くらいの固さが 良い雪礫/ゆきつぶて
29 偃鼠/えんそというのは、要は土竜(もぐら)のことです。用例:偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず⇒土竜がいくら黄河の水を飲んだとて、満腹になったらそれ以上飲めない。つまり、人は欲深くならず、自分の分に満足しているのがよいということ
30 教説/きょうせつとは、哲学や思想などの学説のこと
32 改革は せずに現行(げんこう)を 踏襲/とうしゅうし 「次の世代に 託す」じゃ遅い
34 冬の夜、函館山山頂展望台から見る街の煌めき/きらめきは素晴らしい。なお、足元が滑りやすくなっておりますのでお気を付けください
37 燻(あぶ)った烏賊(いか)に、温(ぬる)めの燗/かん
38 上品な食卓に置かれた上品な楊枝入れ/ようじいれ。その楊枝で上品に歯をせせる
40 皮脂/ひしには肌を保護する役目があるので、石鹸をつけ垢すりでゴシゴシ洗うのはいかがなものかと
41 「東芝から委嘱/いしょくされた調査範囲は全力で調査した」と上田委員長
43 鎧武者/よろいむしゃが登場する祭りが、全国各地で開催されており、一般参加者を募集しているところもけっこうある
45 昔の杓文字/しゃもじは竹製や木製が当たり前だったが、今では白い合成樹脂製で表面がぶつぶつのタイプが一般的
46 むし歯によって歯にあいた穴を、歯医者さんは齲窩/うかといいます
47 荷物などが崩れないように紐やベルトなどで固く縛ることを固縛/こばくという